サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。 この企画『Beautiful Free K…

サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回はパリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが決めたフリーキックだ。

PSGの豪華攻撃陣の中でも一際輝きを見せるディ・マリア。今シーズンもセットプレーからのアシストだけで4つを記録しており、その左足の正確さを見せつけている。

そんなディ・マリアは2019年2月20日に行われたリーグ・アン第17節のモンペリエ戦では、見事な直接FKを沈めている。

フランス政府へのデモが一部暴徒化したため延期されていたこの一戦。1-1で迎えた前半アディショナルタイムにPSGがゴール正面の位置でFKを獲得すると、ディ・マリアがキッカーを務める。

ゴールまでやや距離はあったものの、左足を一閃すると、シュートは見事なスピードでクロスバーをかすめてゴールに突き刺さった。

ディ・マリアの圧巻のゴールで勝ち越したPSGは後半に3点を追加。5-1と大勝を飾っている。