アーセナルのミケル・アルテタ監督が、0-1で敗戦したプレミアリーグ第37節のアストン・ビラ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。 21日に敵地でアストン・ビラと対戦したアーセナルは、27分に左CKからマフムード・ハッサンにゴールを許…

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、0-1で敗戦したプレミアリーグ第37節のアストン・ビラ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

21日に敵地でアストン・ビラと対戦したアーセナルは、27分に左CKからマフムード・ハッサンにゴールを許す。先制を許したアーセナルだったが、その後もペースは上がらず。決定機を作り出すことができずに0-1で敗れ、8位以下が決定した。

この敗戦により、25年ぶりにトップ6を逃したアーセナル。アルテタ監督は試合後、最終局面での精度が欠けたと嘆いた。

「これがフットボールで、全ての試合は完全に異なる。まず最初にビラのパフォーマンスと、降格争いのプレッシャーの下での勝利を祝いたい」

「我々にとってメンタル面、フィジカル面において、とても厳しい週だった。全てを試した。選手は努力を怠らなかったが、失点後、アタッキングサードでより良く攻撃する必要があった。創造力と最終局面でのクロス、シュートが欠けていた」

また、25年ぶりにトップ6入りを逃したことについては「そのことはクラブにとって十分ではなく、傷つき、苦しむ必要がある。我々が正さなければいけない理由であり、大きな課題を抱え、それに直面している」とクラブに問題があることを認めた。また「ただ、我々は目の前にあるものに興奮している。残念なことに、熱意、情熱は浮き彫りになり、伝達しなければいけない。今日は落ち込んでいるが、現実を見て、再び進み、前進するために改善することは良いことだ」と、課題を克服していくことを誓った。

目標としていたヨーロッパリーグ出場権を獲得するためには、チェルシーとの決勝戦を控えるFAカップを優勝するしかない状況のアーセナル。アルテタ監督は26日のプレミアリーグ第終節のワトフォード戦に向けては、しっかりと準備をして臨み、勝利る必要があると述べた。

「振り返れば、その状況にいることを嬉しく感じる。トロフィーを手に入れ、ヨーロッパリーグに直接行くチャンスを得ることが必要だ」

「全く同じ方法で試合の準備をし、(最終節の)ワトフォードに勝利する。負けたらすぐに勝つ必要がある。勢いを取り戻す必要がある。自信…全員が決勝戦の準備ができていると感じなければいけない」