亡くなったアレクサンドロフスカヤさんへの思いを露メディア報道 フィギュアスケートのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)。幼少期からの知り合いである、ペアのエカテリーナ・アレクサンドロフスカヤさん(ロシア)が20歳で転落死したことが複数の海外…

亡くなったアレクサンドロフスカヤさんへの思いを露メディア報道

 フィギュアスケートのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)。幼少期からの知り合いである、ペアのエカテリーナ・アレクサンドロフスカヤさん(ロシア)が20歳で転落死したことが複数の海外メディアで報じられていたが、地元放送局「ロシアトゥデー」は、メドベージェワが「ショックを受けている」と報じている。

 同メディアは「『私たちはもっと連絡を取り合っておけばよかった』とメドベージェワはアレクサンドロフスカヤさんの死にショックを受けている」との見出しで記事を公開。幼少期からの知り合いだった2人は、定期的にSNS上で連絡を取り合う仲だったと伝えている。

 記事によると、メドベージェワは自身のインスタグラムに「最近は、私の友達の犬が迷子になったとき助けてくれました」と記載。アレクサンドロフスカヤさんの優しさについてこう続けていたという。

「私の友達が犬を探しているということを投稿した時に、カティアは最初に手を差し伸べてくれたんです。彼女は優しく、良識のある人間でした。だけど私は彼女が助けを求めていることに気付けなかったんです。私たちはもっと連絡を取っていれば良かったと思っています」

うつ病にも言及「冗談で治そうとはしないで」

 メドベージェワは続けて、うつ病に関わることについてこう記したようだ。

「うつ病は単に気分が悪いということではないと、忘れないでください。一定の人はそう考えているかもしれません。うつ病は病院で治療を受けるべきである深刻な病気なんです。

 もしあなたの周りの友人や関係のある人でうつ病の兆候がある人を見かけたら、その人たちの為に最善を尽くしてください。その人たちを助けられる精神科医を見つけ出してください。決して冗談を言うことで、うつ病を治そうとはしないでください。それは効きません」

 ロシア出身のアレクサンドロフスカヤさんは、オーストラリアでハーレー・ウィンザーとペアを組み、2017年の世界ジュニア選手権で金メダルを獲得。同メディアは、アレクサンドロフスカヤさんが健康上の理由で競技を引退し、その後は心理的な病気に苦しめられていたことや、投身自殺の可能性もあると報じられていたことを紹介している。(THE ANSWER編集部)