ミランは21日、セリエA第35節でサッスオーロとのアウェイ戦に臨み、2-1で勝利した。 ヨーロッパリーグ(EL)出場権を争う7位ミラン(勝ち点56)と8位サッスオーロ(勝ち点48)の一戦。勝利すればEL出場権獲得が決まるミランは最前線にイブ…
ミランは21日、セリエA第35節でサッスオーロとのアウェイ戦に臨み、2-1で勝利した。
ヨーロッパリーグ(EL)出場権を争う7位ミラン(勝ち点56)と8位サッスオーロ(勝ち点48)の一戦。勝利すればEL出場権獲得が決まるミランは最前線にイブラヒモビッチ、2列目に右からサレマーカーズ、チャルハノール、レビッチと並べた。
勝利必須のサッスオーロが前がかる入りを見せた中、ミランは10分にアクシデント。A・コンティがヒザを負傷し、カラブリアとの交代を強いられた。
それでも徐々に圧力を強めたミランが19分に先制する。敵陣高い位置でボールを奪った流れから、右サイドのチャルハノールのアーリークロスをイブラヒモビッチがダイビングヘッドで押し込んだ。
イブラヒモビッチの4試合ぶりのゴールで先制したミランは、続く23分にケシエがCKから際どいヘディングシュートを浴びせるも30分にもアクシデント。右足ふくらはぎを痛めたロマニョーリがプレー続行不可能となりガッビアが投入された。
負傷者により前半で2つの交代枠を使ってしまったミランは、32分にイブラヒモビッチがヘディングシュートでGKを強襲するも、40分にチャルハノールのハンドでPKを与えてしまう。
このPKをカプートに決められ、前半を1-1で終えるかに思われたが、追加タイム2分に勝ち越す。チャルハノールのスルーパスに抜け出したイブラヒモビッチが冷静にGKをかわしてネットを揺らした。
さらに追加タイム7分、ブラビアに2枚目のイエローカードが提示され、ミランは数的優位も得て前半を終えた。
迎えた後半、3枚替えを敢行してきたサッスオーロに対し、ミランが試合をコントロール。危なげなく時間を消化していく。
74分にはベナセルが際どいミドルシュートを浴びせた中、続く81分には途中出場のボナヴェントゥーラがゴール至近距離から2度シュートに持ち込むも、いずれもGKコンシーリの好守に阻まれ、試合を決定付けることができない。
それでも2-1で逃げ切り、ミランが3試合を残して7位以上を確定させ、来季のEL出場権を獲得している。