マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督は、守護神のスペイン代表GKダビド・デ・ヘアを心配していないようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 19日に行われたFAカップ準決勝のチェルシー戦(1-3で…

マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督は、守護神のスペイン代表GKダビド・デ・ヘアを心配していないようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

19日に行われたFAカップ準決勝のチェルシー戦(1-3で負け)でゴールマウスを守ったデ・ヘア。だが、3失点を喫したパフォーマンスに一部から批判が集まっており、シェフィールド・ユナイテッドへレンタルしているイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンの呼び戻しを望む声も大きくなっている。

スールシャール監督は21日に行われるプレミアリーグ第37節のウェストハム戦前の記者会見の席で、そのデ・ヘアに対する質問に「この場はダビド・デ・ヘアの記者会見になるような所ではない」と守護神に向かう批判へ釘を差した。

「我々はただ、団結するだけだ。まだ、2試合あるし、それに集中するつもりだ。ダビドは翌日のトレーニングでやるべきことをやり、次の試合に向けて準備をすることが自分の仕事だとわかっている。精神的に十分強いからね」

「私の仕事はウェストハム戦に向けて準備をすることであり、それが我々がやっていることだ。個人について話すことはない」

また、選手たちに対してはチェルシー戦での敗戦から立ち直るよう促した。

「試合に負けると傷つき、失望する。次のことに集中しなければならない。負けても世界の終わりではない。次へと続くのだ」

「クラブとしてはこれまで多くの挫折を経験してきたし、大きな試合に負けたこともある。だが、そこから立ち直った。それが今の我々がすべきことだ」