マルセロ・ビエルサ監督率いるリーズ・ユナイテッドは17年ぶりのプレミアリーグ昇格を決めた。 リーズの町は歓喜に沸いているが、逮捕者が出るなど行き過ぎた行動もニュースになっている。 サッカー関係者の中には、アルゼンチンの戦略家が挙げた成果を称…
マルセロ・ビエルサ監督率いるリーズ・ユナイテッドは17年ぶりのプレミアリーグ昇格を決めた。
リーズの町は歓喜に沸いているが、逮捕者が出るなど行き過ぎた行動もニュースになっている。
サッカー関係者の中には、アルゼンチンの戦略家が挙げた成果を称賛できない者もいる。
ウルグアイ人指導者のジェラルド・ペルッソは、ビエルサが率いたチームのチャンピオンシップ優勝とプレミアリーグ昇格の重要性を軽視した。
「ビエルサは16年間タイトルを獲得していないが、ジネディーヌ・ジダンは半年に1度のペースでタイトルを獲得している。彼らは世界チャンピオンであるかのようにリーズのことを話し、狂ったように祝っている」とアルゼンチンの『Radio Rivadavia』で語った。
実際に、ロサリオ出身の指揮官が最後にタイトルを獲得したのは2004年のアテネ五輪でアルゼンチン代表を指揮した時である。
ウルグアイやエクアドル、コロンビア、ペルー、チリ、パラグアイ、そしてカタールのクラブを指揮した経験のあるペルッソは、過熱する報道に驚きを隠さない。「私はビエルサを知らないが、彼が生み出す表面的なものだけを見ると、ここ数日、人々はリーズが世界選手権で優勝したかのように話している。私はそれに驚いている」
“エル・ロコ(変人)”は、チャンピオンシップ優勝を決めた後、リーズでのタイトルが自身のキャリアに大きな影響を与えるものではないと断言している。「タイトルを獲得したことで私を批判する人がいることは変わらない」
いづれにせよ、イングランド国内3度の優勝を誇る古豪が再びプレミアリーグに戻ってくる。