クリスタル・パレスを率いるロイ・ホジソン監督がプレミアリーグ7連敗を嘆いている。イギリス『BBC』が伝えた。 今シーズンのリーグ前半戦こそ6位につけるなど上位も狙える位置につけたC・パレス。新型コロナウイルスによる中断前から中断明けの初戦ま…

クリスタル・パレスを率いるロイ・ホジソン監督がプレミアリーグ7連敗を嘆いている。イギリス『BBC』が伝えた。

今シーズンのリーグ前半戦こそ6位につけるなど上位も狙える位置につけたC・パレス。新型コロナウイルスによる中断前から中断明けの初戦まで4連勝を飾った。しかし、第31節の黒星から20日に行われた第37節のウォルバーハンプトン戦まで7戦全敗。すでに残留こそ決めている状況だが、嫌な形で26日にホームで行われるトッテナムとの最終節に挑むことになった。

ウォルバーハンプトン戦で元フランス代表DFママドゥ・サコも負傷してしまい、7人目の故障者を出したホジソン監督は試合後、「あまりにも酷い状況だ。とにかくこの状況を乗り切って、来シーズンに影響しないようにしなければならない」と語った。

また、老将はリーグ戦で最下位ノリッジに次ぐ30得点しか挙げられていない攻撃陣の現状を嘆き、今夏の補強が絶対条件だとクラブに促している。

「この悪い結果の期間中、多くのことは進んでいない。だが、我々が強くなるためには今夏に選手を見つける必要がある。ストライカーとスコアラーの不足は私がこのクラブに在籍してきた3シーズンの間、ずっと変わらないテーマだ。何も変わっていない」

「最近の試合で忘れてならないのは国内のトップチームと相対しているということ。しかも、弱体化したチーム状況でだ」

「これ以上、何ができるかわからない。何もないところから選手を魔法のように集めることはできない。我々には今のチームがある」

「ケガをした選手を出すつもりはない。本当に疲れていて、クラブのために全力を尽くしている選手を次の試合にも送り出すことになるだろう」