世界ラリー選手権(WRC)の第12戦「ラリーGB」が、英国で10月27‐30日に開催され、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジェ選手が優勝。フォルクスワーゲンが、4年連続4度目のマニュファクチャラーズタイトル獲得を確定させた。今シーズンの…
世界ラリー選手権(WRC)の第12戦「ラリーGB」が、英国で10月27‐30日に開催され、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジェ選手が優勝。フォルクスワーゲンが、4年連続4度目のマニュファクチャラーズタイトル獲得を確定させた。
今シーズンのWRCは10月中旬、第11戦の「ラリー・スペイン」において、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジェ選手が優勝。WRC ドライバー部門の4連覇を決めた。残るは、マニュファクチャラーズタイトルの行方に注目が集まっていた。
ラリーGBのデイ1は、同ラリー名物のウェット。その中で、いきなり首位に立ったのは、1番スタートとなったオジェ選手。轍のない路面を快調に走行、8か所のSSのうち5か所でトップタイム。残り3か所でもトップ3タイムを叩き出し、2位以下に37秒以上の差をつけた。
オジェ選手は、土曜日のデイ2でもチャンピオンらしい走りを見せ、ここまでの15SS中14か所でトップ3タイムを記録。デイ3は6SS構成。すべて短く、SS距離は50km強。オジェ選手は、危なげなく全SSを走破した。
セバスチャン・オジェ選手は、「マニュファクチャラーズタイトル確定は、心からうれしい。限界までプッシュしたが、ミスを犯さずに自分たちの仕事をやり遂げられた」とコメントしている。