レアル・ソシエダが20日、スペイン人MFダビド・スルトゥサ(34)の退団を発表した。 ソシエダ下部組織育ちのスルトゥサは2005年にBチームでプロデビュー後、2007-08シーズンからエイバルにレンタル。2008-09シーズンの復帰から今季…
レアル・ソシエダが20日、スペイン人MFダビド・スルトゥサ(34)の退団を発表した。
ソシエダ下部組織育ちのスルトゥサは2005年にBチームでプロデビュー後、2007-08シーズンからエイバルにレンタル。2008-09シーズンの復帰から今季を含めて12シーズンにわたり、ソシエダのトップチームで中心選手として活躍すると、公式戦通算303試合に出場して22得点22アシストを記録した。
昨年4月に今季終了までの新契約を締結したが、今季はケガの影響もあって、ラ・リーガ5試合の出場に。ソシエダの象徴的な選手として長らく活躍したスルトゥサは感謝の言葉を贈っている。
「何を話したら良いのかわからないが、心の中は色々な想いでいっぱいだ。レアルのシャツを長く着れたことを誇りに思う。僕は13歳の頃からここにいた。ラ・レアルという学校に通っていたんだ。その間、家族の努力と犠牲は計り知れないものだった。家族のおかげで今の自分がある」
「新型コロナウイルスのせいで愛する人と最後の瞬間を共有できなかったが、これまでの歩みにすごく満足していて、ピッチ内外でずっと楽しい想いをさせてもらった。そうしたものは僕の心にある。レアルでの時間は終わった。この決断に納得している。みんなに感謝する」
「僕ばすごく愛された選手で、『ズル、ズル』と聞くのはいつだって特別なことだった。これ以上のものなんてない。アウパ・レアル」