例外的な状況における異例の判断として『France Football』誌は、2020年のバロンドール授賞式の中止を発表した。1956年以来、同授賞式が中止されるのは初めてのことである。 仏紙『L'Equipe』と同じ出版社が発行する…
例外的な状況における異例の判断として『France Football』誌は、2020年のバロンドール授賞式の中止を発表した。1956年以来、同授賞式が中止されるのは初めてのことである。
仏紙『L'Equipe』と同じ出版社が発行するこの雑誌は、バロンドール中止の理由として「コロナウイルス危機により、すべての選手のパフォーマンスを公正な方法で、トロフィーの価値を尊重しながら評価することが困難」
「このような特異な年は通常の年として扱うことができないし、扱うべきでもない。比較できないことを比較はできないし、平等な判断もできないだろう。この名誉あるタイトルを望む全ての候補者たちは皆同じ状況だ」などと述べた。
また、同誌は候補者の審査・評価の基準が1・2月の実績のみであることや、審査員たちがその他の優先事項に対応しなければならなかったことを引き合いに出し、本年度の授賞式の中止が妥当であることを強調している。
したがって、2019年にレオ・メッシとミーガン・アンナ・ラピノーが獲得したこのタイトルを今年他の選手が手にすることはない。
この発表を受けてFCバルセロナが公式ツイッターで反応している。『France Football』誌の2020バロンドール中止を知らせるツイートをリツイートし、「私たちは理解しています。それに、誰が一番かは誰もが知っている」と綴り、昨年6度目のバロンドールを受賞したメッシの写真を添付した。
We understand.
— FC Barcelona (@FCBarcelona) July 20, 2020
Besides, everyone knows who the best is.https://t.co/u8f3i307NN pic.twitter.com/mqWt1hvspg