サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回は元ブラジル代表DFロベルト・カルロ…
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。
今回は元ブラジル代表DFロベルト・カルロス氏がレアル・マドリー時代に見せた十八番とも言える強烈FKだ。
1996年夏にレアル・マドリーへ移籍したロベルト・カルロス氏。超攻撃的なSBとして積極的な攻撃参加を見せた他、“悪魔の左足”と称される左足から放たれる破壊的な威力のFKで、セットプレーの度に相手チームの脅威となっていた。
1997年1月26日に行われたラ・リーガ第21節のセルタ戦では、そんなロベルト・カルロス氏の強烈なFKが決まっている。
ホーム、サンティアゴ・ベルナベウにセルタを迎えたこの一戦。開始20分にマドリーが、敵陣中央のやや左でFKを獲得する。キッカーはもちろんロベルト・カルロス。
いつものように長い助走から豪快な足の振りでシュートを放つと、漫画『キャプテン翼』のカミソリシュートを彷彿とさせる軌道を描きながら、GKの届かないゴール左上にボールを叩き込んだ。
このゴールで先制したレアル・マドリーは、その後も3点を加え、4-0で見事勝利を収めた。