トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインは、ジョゼ・モウリーニョ監督の志向する新たなスタイルへの適応に手応えを感じ始めているようだ。 トッテナムは19日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われたプレミアリーグ第37節のレスター・シ…

トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインは、ジョゼ・モウリーニョ監督の志向する新たなスタイルへの適応に手応えを感じ始めているようだ。

トッテナムは19日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われたプレミアリーグ第37節のレスター・シティ戦を3-0で勝利した。

熾烈なチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いに身を置く4位のレスターを相手に苦戦が予想されたトッテナムだったが、前半立ち上がりに韓国代表FWソン・フンミンが相手のオウンゴールを誘って先制に成功。さらに、前半終盤の37分と40分にケインが続けてゴールネットを揺らし、前半で3点のリードを手にした。

後半はレスターに押し込まれる時間が続いたものの、GKウーゴ・ロリスの再三に渡る好守などで凌ぎ切り、今季のホーム最終戦を快勝で飾った。

同試合後、殊勲のケインはイギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューで、モウリーニョ新体制でのプレーに手応えを感じ始めていると主張している。

「今のスタイルはマウリシオ(・ポチェッティーノ)とは異なるものなんだ。そういった中、中断期間には戦術の落とし込みに多くの時間を割いてきた」

「シーズン中での就任ということもあり、彼(モウリーニョ)にとってそういった自分の色をチームに浸透させるのは難しいことだったと思うけど、僕らはここ3試合で彼の色をうまく出せたと思っているよ」

「僕らはうまくカウンターを繰り出せていた。ボールを取り戻したとき、僕らは爆発的であり、決定的だった」

また、以前から“レスターキラー”の異名を関していたケインは、今回の2ゴールによって対レスター14試合で16ゴールという驚異的なスタッツを記録。しかし、当人は古巣との相性の良さに関して特別に意識していないという。

「確かに彼らは僕がよくゴールを挙げる幾つかのチームの1つかもしれないね」

「今日に関しては前半の内に彼らをうまく捕まえることができた。それにクリーンシートは良かったと思うよ」