今シーズンのラ・リーガを大勝で締めくくったバルセロナのキケ・セティエン監督が、自身の去就や今後について言及している。『ESPN』が伝えている。 バルセロナは19日、敵地で行われたアラベスとのラ・リーガ最終節を5-0で勝利し、2019-20シ…

今シーズンのラ・リーガを大勝で締めくくったバルセロナのキケ・セティエン監督が、自身の去就や今後について言及している。『ESPN』が伝えている。

バルセロナは19日、敵地で行われたアラベスとのラ・リーガ最終節を5-0で勝利し、2019-20シーズンのリーグ戦を大勝で締めくくった。

前節、レアル・マドリーに3連覇の夢を打ち砕かれたマドリーだったが、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの2ゴールを含むマニータの大勝で、オサスナ戦での不甲斐ない敗戦を払拭。来月に控えるチャンピオンズリーグ(CL)のナポリ戦に弾みを付ける形で、束の間の休養期間に入ることになった。

今年1月の途中就任で最終的に今季のリーグ戦を2位で終えることになったセティエン監督は、試合後の会見の場で不透明な自身の去就に関して言及している。

「私は常に冷静だ。自分の将来を気にすることはないし、チームとクラブのことだけを考えている。私にはまだやるべき仕事が残っている」

「個人的にはクラブから支持されていると思っている。もし、違うのであれば、クラブは他の決断をするはずだ。しかし、現時点でそういったものは感じていない」

さらに、オサスナ戦の敗戦後にチームを批判する趣旨のコメントをしたメッシとの確執も伝えられているが、エースとの関係性に問題がないと主張している。

「メッシとの関係は他の全員と同じだ。個人的によりオープンな選手や関係性がある選手もいるが、メッシの関係も良好だ。選手と監督として良い関係にある。ただ、彼を含む全員と話し合ったのも事実だ」

また、セティエン監督は8月8日に予定されるCLラウンド16・2ndレグのナポリ戦に向けて早くも気持ちを切り替えている。

「我々はチャンピオンズリーグに向けてとても興奮している。話し合いの末に、多くの問題が片付き、それは自分たちにとって助けとなるはずだ。さらに、今日の勝利で気持ちを切り替えて先のことに向き合えるはずだ」