マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督が、チェルシー戦の完敗を認めた。クラブ公式サイトが伝えている。 19日にFAカップ準決勝でチェルシーと対戦したユナイテッドだったが、前半アディショナルタイムにFWオリヴィエ・…

マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督が、チェルシー戦の完敗を認めた。クラブ公式サイトが伝えている。

19日にFAカップ準決勝でチェルシーと対戦したユナイテッドだったが、前半アディショナルタイムにFWオリヴィエ・ジルーに先制点を許すと、MFメイソン・マウント、オウンゴールで失点を重ねる。その後、85分にブルーノ・フェルナンデスのPKで1点を返すも、1-3で敗れた。

試合後のインタビューでスールシャール監督は、決勝進出を逃したことを残念がりながらも、完敗だったと述べた。

「試合に負けたから残念だ。前半は予想通りで、お互いを良く知っているチームの対戦だった。我々は少しお互いに出方を窺った」

均衡した試合が続く中、前半終了間際にクルト・ズマとの衝突で頭を強打したエリック・バイリーがプレー続行不可能に。出血も見られ、担架で運ばれピッチを後に。その後、アディショナルタイムにジルーのゴールで先制を許した。

スールシャール監督は、この中断が影響し、失点して試合を折り返したことを残念がった。

「長時間中断して、ゴールを許すまでは何もできなかった。1-0でハーフタイムに入ったのは残念だ。前向きな変化を起こそうとしたが、上手くいかなかった」

また、この試合で3失点を喫したスペイン代表GKスペイン代表GKダビド・デ・ヘアについても言及。2点目は防ぐべきと語ったが、「2、3度素晴らしいセーブをした」と擁護している。

「誰もが良いパフォーマンスをしないといけないし、全員にアピールするチャンスがある。ダビドは2点目を防ぐべきだったことをわかっているが、終わったことだ」

「水曜日の試合に目を向けないといけない。キーパーは償うことは難しいが、ダビドは2、3度素晴らしいセーブをした。フィールドプレーヤーの方が切り替えるのははるかに簡単だが、良いセーブをしていた。だが、彼は救えたかもしれないということを分かっている」