インテルのアントニオ・コンテ監督が、2-2の引き分けに終わったセリエ第34節のローマ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。 リーグ戦3試合負けなし、2連勝中のインテルは、19日にヨーロッパリーグ(EL)出場権を争うローマと対戦。15…

インテルのアントニオ・コンテ監督が、2-2の引き分けに終わったセリエ第34節のローマ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

リーグ戦3試合負けなし、2連勝中のインテルは、19日にヨーロッパリーグ(EL)出場権を争うローマと対戦。15分に右CKからDFステファン・デ・フライが先制点を奪うも、前半終了間際にMFレオナルド・スピナッツォーラ、57分にMFヘンリク・ムヒタリアンにゴールを許し、逆転されてしまう。

しかし、途中出場のFWロメル・ルカクが試合終了間際にFWヴィクター・モーゼスが得たPKをしっかりと決めて、2-2の引き分けに持ち込んだ。

この引き分けで4位以内が確定し、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保したインテル。勝ち点3を獲得し、20日に試合を控える優勝争いのライバル、首位ユベントスにプレッシャーを与えられなかったものの、コンテ監督はCL出場権獲得を喜び、チームの成熟度にも満足感を示した。

「チームは素晴らしい結果を出している。2位をキープし、CL出場権をかなり早く獲得できた。同じ目標を持っていた他のチームよりも14ポイントも勝っている」

「CL出場権の競争はますます激しくなり、不当になることが良くある。順位で特定の位置に慣れて、成長することは普通だ。我々はハードワークをして、成長を続け、正しい経験を積んでプレッシャーに耐えなければいけない」

「このチームが獲得した数字は重要だ。4敗しかしていない。最高の守備力に加えて、2番目に優れた攻撃陣がいる。素晴らしいチームを作るのに時間はかかるが、ファンは誇りに思うだろう。選手を批判できない」

「今夜は、フィジカル的にも優秀なチームに対して、良いパフォーマンスを披露した。チームには感謝しかない。日程が必然的に我々を困難にしているということを忘れてはいけない。対戦相手に比べて、休みが1日少なかった。常に午後9時45分に試合をしている」

「そして、夜遅くにホームへ戻っている。フィオレンティーナ戦に向けた準備をする時間がほとんどない。ただ、ラッキーなことに、彼らも今日が試合だった。しかし、これはめったに起こらない。この日程では、1日の休みが違いを作る」

インテルは残り4節。22日(水)にフィオレンティーナと対戦した後、25日(土)にジェノア、28日(火)にナポリ、そして8月2日(日)にアタランタと上位との対決が残っている。