レアル・マドリーは、敵地ブタルケで行われた最終節レガネス戦を戦い、2-2の引き分けで2019/20シーズンのラ・リーガの幕を閉じている。なお、レガネスは、最後まで希望を捨てずに戦ったが、2部への降格が決まっている。 前節ビジャレアル戦(2&…

レアル・マドリーは、敵地ブタルケで行われた最終節レガネス戦を戦い、2-2の引き分けで2019/20シーズンのラ・リーガの幕を閉じている。なお、レガネスは、最後まで希望を捨てずに戦ったが、2部への降格が決まっている。
前節ビジャレアル戦(2−1)ですでにラ・リーガのタイトル制覇を決めていたマドリーは、VARの助けもあったとはいえ、レガネス相手にリーグ終盤で連勝がストップしている。
レアル・マドリーの選手達のレガネス戦での採点&寸評は以下の通り。
■GK
アルフォンス・アレオラ(6点)
『失点』
ラ・リーガ4試合目で4失点目と5失点目を喫している。しかし、後半に入ってゴールとなっていてもおかしくない、2本のシュートをセーブしている。そして、ラ・リーガ終盤で連勝を見せていたマドリーの黒星を防いだ。
■DF
ルーカス・バスケス(4点)
『圧倒される』
守備的というよりは攻撃的なプレーを見せており、前半アディショナルタイムに加え、後半にもブライアン・ヒルにうまくサイドを使われて失点してしまっている。
エデル・ミリトン(4点)
『ポジショニングミス』
いつものラファエル・ヴァランの堅守とは異なり、ミリトンは、特に失点のシーンでポジショニングの悪さを露呈してしまった。
セルヒオ・ラモス(7点)
『ゴールスコアラー』
イスコのフリーキックからのクロスに頭で合わせて先制ゴールを決め、ラ・リーガ100ゴールを達成している。ハーフタイムにナチョ・フェルナンデスと交代している。
フェルランド・メンディ(5点)
『矢』
敵地レガネスの地でローペースなパフォーマンスを披露しており、サイドであまり存在感も見せられていない。攻撃においてもほとんどチームに貢献できていない。
■MF
フェデリコ・バルベルデ(6点)
『執拗』
他の試合ほど刺激的なパフォーマンスとは言えないが、前半にゴール正面から強烈なシュートを放ったのに加え、攻勢を見せるレガネスに対してチームを支えようと試みている。
カゼミロ(6点)
『粘り強い』
中盤で常に存在感を見せて、輝きを見せたわけではないが、チームに力を与えている。61分にトニ・クロースと交代している。
イスコ・アラルコン(7点)
『アシスト』
優れたパフォーマンスを見せ、マドリーの2ゴールをアシストしている。非常に活発に動き、マドリーにおいて最も優れたパフォーマンスの一つと言えるだろう。
■FW
マルコ・アセンシオ(7点)
『偏在』
マドリーの攻撃で必要不可欠な存在だったと言える。1-2とするゴールを左足で決めており、監督ジダン率いるチームでの自身の存在価値を示している。
カリム・ベンゼマ(4点)
『非効率的』
ゴールを決めることができず、ピチーチ(得点王)の座は、レオ・メッシが獲得している。この試合で見せたパフォーマンスは、忘れ去るべきものと言えるだろう。
ヴィニシウス・ジュニオール(4点)
『存在感なし』
好調時のパフォーマンスとは程遠いレベルである。レガネスの脅威になることがほとんどできず、自信のスピードすら見せることができていない。
■途中出場
ナチョ(6点)
『キャプテン』
セルヒオ・ラモスと交代して後半から出場し、またベンゼマが交代してからは、キャプテンマークを引き継いでいる。センターバックとして安定したプレーをしている。
トニ・クロース(5点)
『ダイナモ』
61分にカゼミロと交代してピッチに送り出され、いつも通りのパフォーマンスを披露している。オートマチズムを理解しており、マドリーのリズムを作り出している。
ブラヒム・ディアス(6点)
『アクティブ』
そのスピードで相手の脅威となっている。61分にアセンシオと交代し、投入された直後に決定機を掴んだが、ゴールネットを揺らすことはできていない。66分にイエローカードを受けている。
ルカ・ヨヴィッチ(4点)
『議論』
自陣のエリア内で肘にボールが当たったが、VARの判定でファウルとはなっていない。マドリーは、幸運にもラ・リーガ最終節での敗戦を逃れている。