前節のグラナダ戦で敗れ、最終節を待たずして降格が決まっていたマジョルカ。19日の最終戦ではオサスナに2-2と引き分け、シーズンを終えた。 この結果には久保建英も悔しがっているだろう。最終節では途中出場を果たし、チームの2点目に絡んだ久保だが…
前節のグラナダ戦で敗れ、最終節を待たずして降格が決まっていたマジョルカ。19日の最終戦ではオサスナに2-2と引き分け、シーズンを終えた。
この結果には久保建英も悔しがっているだろう。最終節では途中出場を果たし、チームの2点目に絡んだ久保だが、加入当初とは比べ物になるないほどの成長を遂げた。
2019年にFC東京からレアル・マドリーに加わった久保は今シーズンをマジョルカでプレーすることを決意し、レンタル移籍。第3節バレンシア戦で途中出場を果たし、リーグデビューを飾る。
その後は途中出場が続き、第7節のアラベス戦でようやく初先発で出場を果たす。その後の2試合でも先発出場を果たすも、試合中パスを貰えないシーンが多く目立ち、チームメイトから信頼を得られていないように見えた。
しかし、試合をこなすにつれ、徐々に信頼を得た久保は13節のビジャレアル戦でリーガ初ゴールを奪う。見事なミドルシュートは欧州4大リーグのアジア出身選手最年少得点(18歳5ヶ月6日)となった。
このビジャレアル戦を境に先発の座を手にした久保はチームに中心選手へと成長。マジョルカにとって欠かせない存在となり、常に攻撃の起点となった。今季は34試合に出場し、4ゴール5アシストと最初のシーズンとしては素晴らしい成績を残した。
既に来季の移籍先候補には多くのチームが挙がっているが、どのクラブへ移籍するかは決まっていない。今のところ、ビジャレアル、レアル・ソシエダ、レアル・ベティスなどが候補に挙がっている。