19日に行われたラ・リーガ第38節アラベス戦は90分通してバルサのペースだった。前半からメッシとリキ・プッチがチームを牽引すると、24分のアンス・ファティの得点を皮切りにゴールを量産したバルサは敵地で5-0の圧勝でシーズンを終えた。 バルサ…

19日に行われたラ・リーガ第38節アラベス戦は90分通してバルサのペースだった。前半からメッシとリキ・プッチがチームを牽引すると、24分のアンス・ファティの得点を皮切りにゴールを量産したバルサは敵地で5-0の圧勝でシーズンを終えた。
バルサの選手は全員がレベルの高いプレーを見せ、自分の本来のポジション以外でも奮闘した。結果、ファティ、スアレス、メッシの2点、セメドが得点するお祭り状態となった。
FCバルセロナのアラベス戦選手評価は以下の通り。
■GK
ノルベルト・ムラーラ・ネト(6点)
『久々の出場』
キケ・セティエンはこの試合でネトにチャンスを与えた。特にミスも無く、散発的な敵の攻撃以外にはクリティカルな場面も無かった。
■DF
セルジ・ロベルト(6点)
『がんじがらめ』
前半は相手選手に囲まれて実力を発揮できなかった。後半はサイドハーフでより自由を得て前進した。
ロナルド・アラウホ(7点)
『堅固』
ピケが不在の中、アラウホは何よりも堅実かつ堅固な戦いぶりを見せた。将来性のある選手だ。
クレマン・ラングレ(7点)
『ボス』
ピケの不在で舵を取ることになったフランス代表DFは、あらゆるアクションにおいて外科医のような精度を見せた。邪念も焦りも無く、常に与えられた任務を遂行した。後半開始直後に負傷したことは残念。
ジョルディ・アルバ(6点)
『快適』
リキ・プッチとアンス・ファティが伸び伸びとプレーしていたためにアルバが上がる必要は無かったが、効率よくルイス・スアレスとメッシのゴールをアシストした。
■MF
セルヒオ・ブスケツ(6点)
『休息』
そこまで介入すべき場面は無かった。試合は多くの時間が相手エリアで展開されており、省エネモードでプレーした。60分で交代。
アルトゥーロ・ビダル(8点)
『宝』
ビダルは良くも悪くも中庸という言葉が全く当てはまらない選手である。アラベス戦においても情熱の赴くままにプレーした。2度惜しいシュートがあった。後半はセンターバックのポジションでプレーした。
リキ・プッチ(9点)
『解放』
試合を重ねるごとに成長している。強烈なシュートはクロスバーを叩いたが、常に生産性の高いプレーを見せた。彼が大きなミスを犯す場面を見たことがない。メッシとセメドのゴールをアシストした。
■FW
レオ・メッシ(9点)
『ピチーチ』
圧巻の2ゴール。1点目はワープしたかのようにペナルティボックス内に現れてゴールを沈めた。2点目はお手本通りのボレーシュートを決めた。それだけでなくアンス・ファティにアシストを送り、スアレスのゴールの起点にもなった。テルモ・サラの存在をも超える7度目のピチーチを獲得。新たな歴史を作った。
ルイス・スアレス(6点)
『執念のゴール』
スアレスのキラーとしての本能は揺るがなかった。リキ・プッチのセンセーショナルなアシストは活かせなかったが、アルバからのクロスを受けて見事なゴールを決めた。
アンス・ファティ(7点)
『選ばれし者』
リーガデビュー以来7点目。この実績は彼の年齢の選手としては上出来だ。得点力のある選手で、何よりも将来性がある。
■途中出場
ネルソン・セメド(7点)
『プレッシャー知らず』
負傷したラングレに変わり投入された。ビダルがセンターバックについたが、セメドはそれを意に介さずいつものようにプレーした。いつものように自分のペースで戦い、リキ・プッチからのパスを受けてゴールを決めた。
フレンキー・デ・ヨング(6点)
『欧州CL』
コンディション調整のために投入された。すでに8月の欧州CL戦に照準を合わせている。
マルティン・ブライトバイテ(6点)
『モチベーション』
ブライトバイテにとっては出場時間が1分でも90分でも違いは無い。バルサのユニフォームを着て戦う一分一秒に全力を注いでいる。このモチベーションが今のチームに必要だ。
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