世界中で休むことなく紡がれ続けてきたフットボールの歴史の中で今日何が起こったのか。本日7月19日の出来事を振り返ってみよう。 今回ピックアップするのは、2003年7月19日。元ブラジル代表FWロナウジーニョがバルセロナに移籍した日だ。 ◆生…

世界中で休むことなく紡がれ続けてきたフットボールの歴史の中で今日何が起こったのか。本日7月19日の出来事を振り返ってみよう。

今回ピックアップするのは、2003年7月19日。元ブラジル代表FWロナウジーニョがバルセロナに移籍した日だ。

◆生粋のファンタジスタがカンプ・ノウへ

ブラジルの名門グレミオの下部組織で育ったロナウジーニョは、2001年にパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍し、ヨーロッパデビュー。変幻自在のテクニックと一瞬の閃きを武器に観客を魅了し、2002年の日韓W杯でもブラジル代表の優勝にも貢献し、獲得レースを制したバルセロナが2003年に7月19日に推定移籍金3225万ユーロ(現在のレートで約40億円)で獲得した。

◆5シーズンに渡って“クレ”を魅了

シーズンの前半戦には負傷離脱がありながらも、加入初シーズンから公式戦45試合で22ゴール11アシストをマーク。バルセロナでも創造性溢れるプレーでバルセロナファンを楽しませ、クラブに多くのタイトルをもたらした。ロナジーニョはバルセロナに在籍した5シーズンで207試合94ゴール71アシストを記録。リーグ優勝2回と2005-2006シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献した他、2005年にはバロンドールも受賞している。