チェルシーを率いるフランク・ランパード監督が、FAカップ準決勝でのマンチェスター・ユナイテッドへのリベンジを誓った。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。 現在、残り2節となったプレミアリーグではレスター・シティと共に三つ巴のチャンピ…

チェルシーを率いるフランク・ランパード監督が、FAカップ準決勝でのマンチェスター・ユナイテッドへのリベンジを誓った。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。

現在、残り2節となったプレミアリーグではレスター・シティと共に三つ巴のチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いを繰り広げているチェルシーとユナイテッド。

その両チームは今季ここまでリーグ戦2試合とEFLカップで通算3度対戦しているが、チェルシーはその3試合すべてで敗れている。

そのため、チェルシーとしては19日にウェンブリー・スタジアムで行われるFAカップ準決勝では是が非でも勝利がほしいところだ。

今季4度目の対戦に向けた公式会見の場では、当然のことながらここまでの対戦成績に関する質問が飛んだが、ランパード監督は「良いプレーをしていた」と、ユナイテッドとの間に明確な実力差はないと主張。さらに、一部で指摘される対戦相手のVARによる“恩恵”についてもけん制するコメントをしている。

「我々はこれまでの対戦で良いプレーをしたことを知っている。もう少し運があれば、そして、おそらくVARの助けがあれば、結果は違ったものになっていたかもしれない」

「オールド・トラフォードでの彼らのカウンターは効果的だった。スタンフォード・ブリッジでも同様だ。戦い方の詳細には触れないが、我々はリベンジをしなければならない。もちろん、素晴らしい個を擁し、素晴らしいチームであるマンチェスター・ユナイテッドをリスペクトしている」

「マンチェスター・ユナイテッドのフォワードのように質が高く、スピードのあるプレーヤーへの対応に関しては足を動かさなければならないし、飛び込まないようにしなければならない」

「それにブルーノ・フェルナンデスの動きは非常に巧妙だ。アストン・ビラ戦ではPKではないのに、あたかもPKのように感じさせていた」

「VARの判断が正しいか間違っているかについて話すこともできるが、もしディフェンスのプレーヤーがしっかりと足を動かさないようなことがあれば、VARがあろうがなかろうが、ペナルティの対象になるファウルをしてしまう可能性がある」