インテルを率いるアントニオ・コンテ監督が、ローマとの上位対決に向けて対戦相手への警戒感を口にしている。『sempreinter』が伝えている。 現在、2連勝中の2位インテル(勝ち点71)は、勝ち点6差で首位に立つユベントス(勝ち点77)が今…

インテルを率いるアントニオ・コンテ監督が、ローマとの上位対決に向けて対戦相手への警戒感を口にしている。『sempreinter』が伝えている。

現在、2連勝中の2位インテル(勝ち点71)は、勝ち点6差で首位に立つユベントス(勝ち点77)が今節に4位ラツィオ(勝ち点69)と対戦することもあり、逆転優勝に向けて勝ち点差を縮めるチャンスとなる可能性がある。

しかし、19日にスタディオ・オリンピコで行われるセリエA第34節では3連勝中の5位ローマ(勝ち点57)という難敵が立ちはだかる。

そして、コンテ監督は試合前日に行われた『Inter TV』のインタビューを通じて、ローマとの一戦が非常に難しいものになると主張している。

「我々が話しているのは良く組織されたチームについてだ。彼らは素晴らしいプレーヤーを擁し、良い監督が率いている。我々は2日前にSPAL戦を戦っており、非常に難易度が高い試合になるはずだ」

「ローマは最近に入って戦術的なシステムに変更を加えている。3バックを使用し、ジェコの背後に2人のトレクアルティスタ(トップ下)を置いている。ジェコは栄光の日々を取りもどしたムヒタリアンと共に前線の起点となっている」

「ペッレグリーニも良いパフォーマンスを見せており、彼らにはザッパコスタとスピナッツオーラという両翼、ヴェレトゥとディアワラというクオリティをもたらすプレーヤーを擁している」

「彼らは我々同様にシーズンにおける重要な局面を迎えており、警戒する必要がある」

また、一時の不振を脱した感のあるチームの現状に関しては、チーム全体の共通理解が深まっていると手応えを感じている。

「ポジティブな面はチーム全体に熱意を感じている。これまで取り組んできた仕事に関して共通認識が高まり始めている」

「ここまでは多くの負傷者に苦しんできたが、代役を務めているプレーヤーが素晴らしい答えを出してくれている」

「とりわけ、ブロゾビッチやボルハ・バレロ、エリクセンのようなプレーヤーたちは良い形でチームへの適応を見せている」