明治安田生命J3リーグ第5節の8試合が19日に行われた。 北上総合運動公園北上陸上競技場では最下位いわてグルージャ盛岡と12位カターレ富山が激突した。今季開幕から勝利が遠く岩手は5分に右CKから下畠のヘディングシュートで幸先よく先取。秋田新…

明治安田生命J3リーグ第5節の8試合が19日に行われた。

北上総合運動公園北上陸上競技場では最下位いわてグルージャ盛岡と12位カターレ富山が激突した。今季開幕から勝利が遠く岩手は5分に右CKから下畠のヘディングシュートで幸先よく先取。秋田新体制の初勝利に希望の光が差し込んだが、42分にボックス左からの折り返しに反応した花井がバイタルエリア中央から強烈な右足ミドルをゴール左に突き刺して、富山が追いつく。

背番号「10」の活躍でスコアをイーブンに戻した富山は58分、ボックス左に仕掛けた大谷が相手GKとの接触で倒され、PKのチャンスを獲得。途中出場の武が落ち着いてゴール左に決め、勝ち越した。続く71分にバイタルエリア中央の花井が右サイド深くの田中が折り返したボールに右足ダイレクトで合わせて、3-1。岩手の突き放しに成功する。

さらに、88分に敵陣中央をドリブルで駆け上がった途中出場の宮城がボックス中央から自らが放ったシュートのこぼれ球を押し込み、勝負の行方を決した富山が3試合ぶりの白星。逆転負けの岩手は今季白星が遠く、開幕から5試合目にして早くも2度目の2連敗となっている。

また、ソユースタジアムではブラウブリッツ秋田がAC長野パルセイロを1−0で下して、開幕5連勝で首位。秋田と同じく開幕から4戦全勝だったロアッソ熊本は試合終盤の失点でFC岐阜に敗れ、今季初黒星を喫した。そのほか、FC今治はJリーグ参入後初の連勝を達成している。

◆明治安田生命J3リーグ第5節

7/19(日)

いわてグルージャ盛岡 1-4 カターレ富山

福島ユナイテッドFC 1-1 藤枝MYFC

FC今治 1-0 セレッソ大阪U-23

Y.S.C.C.横浜 2-1 アスルクラロ沼津

ブラウブリッツ秋田 1-0 AC長野パルセイロ

FC岐阜 1-0 ロアッソ熊本

ガンバ大阪U-23 2-4 鹿児島ユナイテッドFC

ガイナーレ鳥取 1-0 カマタマーレ讃岐

7/18(土)

SC相模原 2-1 ヴァンラーレ八戸