トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、ヨーロッパリーグ(EL)出場権確保に向けてレスター・シティ戦での勝利を誓っている。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。 現在、7位のトッテナム(勝ち点55)は前節にニュ…

トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、ヨーロッパリーグ(EL)出場権確保に向けてレスター・シティ戦での勝利を誓っている。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。

現在、7位のトッテナム(勝ち点55)は前節にニューカッスルを敵地で破り、リーグ再開後初の連勝を飾った。しかし、前節の上位陣の結果によって逆転でのトップ4フィニッシュの可能性は潰え、残り2試合ではEL出場権獲得を目指す。

現在、6位のウォルバーハンプトン(勝ち点56)から暫定10位のアーセナル(勝ち点53)まで勝ち点3差の中で5チームがひしめく大混戦となっており、4位のレスター(勝ち点62)をホームで迎え撃つ一戦での勝利は必須だ。

モウリーニョ監督は難敵レスター戦に向けて意気込みを語っている。

「レスター戦はビッグマッチだ。彼らはシーズン序盤から非常に良い滑り出しを見せた。その後も常に3位や4位という上位を維持し続けている。そして、彼らは残り2試合でここまでのシーズンに積み上げてきたものを失いたくないと考えているし、ビッグマッチになるはずだ」

また、今回の試合で勝利した場合、トッテナムにとってはトッテナム・ホットスパースタジアムでの初の4連勝となるが、ポルトガル人指揮官は特別意識することはないと主張している。

「その話は知らなかった。ただ、我々にはポイントを得るというより重要な目的がある。それはこの前のアーセナルとのダービーでの初勝利、私自身のセントジェームズ・パークでのリーグ戦初勝利と同様に脇に置いておく類の話だ」

「我々にとって重要なことは必要なポイントを獲得することだけだ。だから、新スタジアムで初の4連勝ということは考えてもいなかった。今、考えているのはポイントを獲得するだけだ」

また、モウリーニョ監督は今季の最低限の目標であるEL出場権確保、来シーズンに向けた戦いに関しても言及。自身の就任以降の順位は“4位”であることを強調しつつ、「自分たちのレベルではない」と主張するEL出場権確保を誓っている。

「スパーズはこれまで抱えていた多くの問題がなければ、より優れたチームだと考えている」

「私の就任以降の順位は4位だ。その間にウーゴ・ロリスやハリー・ケイン、ムサ・シソコ、ソン・フンミンら主力が不在だったことを考えれば、我々のポテンシャル、ここまでやってきた仕事ぶりが反映されていると思う」

「我々にとっての最低限の目標はヨーロッパのフットボールに参戦できるポジションでシーズンを終えることだ。それは我々のレベルではない大会だ。本来の我々はより優れたクラブだと考えているからだ」

「ただ、フットボールでは自分たちに値するものではなく、手にしたものが重要だ。したがって、我々は残り2試合を勝って何かを手にする必要がある」