サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回はバレンシア時代の元アルゼンチン代表…
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。
今回はバレンシア時代の元アルゼンチン代表FWクラウディオ・ロペスが決めたゴールだ。
1990年代半ばから2000年初頭にアルゼンチン代表として活躍したウインガーのクラウディオ・ロペス。母国のエストゥディアンテス、ラシン・クラブで飛躍すると、1996年にバレンシアへ移籍しヨーロッパへ。その後のラツィオと合わせて、名ウインガーとして名を馳せた。
今回ピックアップするのは1999年11月3日に行われたチャンピオンズリーグ・グループF第6節のPSV戦で決めたゴールだ。
この試合2トップの一角で先発したクラウディオ・ロペスは、マルク・ファン・ボメルやルート・ファン・ニステルローイなど要するPSVと対戦。ゴールレスで迎えた70分にゴールを奪う。
ハーフウェイライン付近でFKを獲得したバレンシアは、キリ・ゴンサレスが前線へ大きくフィード。これをDFラインの裏に抜け出したクラウディオ・ロペスがボックス内左で後方からのボールをダイレクトボレー。これがゴール右に突き刺さった。
アルゼンチン代表のチームメイトでもあるキリからのフィードだったが、後方からのボールをダイレクトで決めるのは、高い技術がなせる技と言えるだろう。
なお、このシーズンのバレンシアは、バルセロナを下してチャンピオンズリーグ決勝に進出。しかし、同じスペインのレアル・マドリーに敗れ準優勝に終わっていた。