サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回はアヤックス時代のベルギー代表DFト…
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。
今回はアヤックス時代のベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトが決めたゴールだ。
アヤックスユースで育ったアルデルヴァイレルトは、2009年1月にファーストチームへ昇格。その後は、アトレティコ・マドリー、サウサンプトンを経て、2015年7月からトッテナムでプレーしている。
今回ピックアップするのは2011年7月30日に行われたヨハン・クライフ・スハールのトゥベンテ戦で決めたゴールだ。
シーズン開幕前、リーグ王者とカップ王者が対戦するスーパーカップに位置付けられる試合。リーグ王者のアヤックスは、トゥベンテ相手に先制を許してしまう。
0-1で迎えた中、54分にアルデルヴァイレルトが衝撃ゴールを見せる。相手陣内に入ったところで味方からパスを受けたアルデルヴァイレルトは、前が空いているとみるやドリブルで持ち上がる。
そのままボックス手前まで持ち上がると、プレスがかからないこともありシュートモーションに。振り抜かれた右足から放たれたシュートは、アウトサイドにかかり大きくスライス。GKも見送ると、ゴール右隅のクロスバーに当たってネットを揺らした。
ディフェンダーとは思えない素晴らしいシュートを決めたアルデルヴァイレルトだったが、チームはその後に勝ち越しを許し、1-2で敗れた。