リーズ・ユナイテッドの熱狂的なファンたちは、17シーズンぶりとなるプレミアリーグ昇格に喜びを抑え切れなかったようだ。イギリス『CAUGHT OFFSIDE』が伝えている。 2節を残してチャンピオンシップ(イングランド2部)の首位に立っている…

リーズ・ユナイテッドの熱狂的なファンたちは、17シーズンぶりとなるプレミアリーグ昇格に喜びを抑え切れなかったようだ。イギリス『CAUGHT OFFSIDE』が伝えている。

2節を残してチャンピオンシップ(イングランド2部)の首位に立っているリーズ(勝ち点87)は、自動昇格圏内の2位に付けるWBA(勝ち点82)が17日に行われた第45節でハダースフィールドに敗れたことで、2位以内が確定。2003-04シーズン以来となる17年ぶりのプレミアリーグ昇格が決定した。

そして、待ちに待ったプレミアリーグ復帰を受け、ホームスタジアムのエランド・ロードやリーズ市内では多くのファンが歓喜を分かち合った。だが、一部の熱狂的なファンは、昇格の立役者にいち早く感謝を伝えるため、自宅訪問という、コロナ禍に限らず、あまりよろしくない行動に打って出た。

何処から仕入れたのか、熱狂的なリーズファンは昇格決定後に、卓越した手腕で昇格に導いたマルセロ・ビエルサ監督の自宅前に集まると、「あなたは我々の神様だ!」などと叫び、指揮官への感謝を伝えた。

そして、この騒ぎを受けてビエルサ監督はわざわざ表に出ると、少年ファンと肘タッチを交わし、ここまでのサポートに感謝を示すなど、終始笑顔で記念撮影にも応じた。

今回の行動に関しては新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からは完全にアウトな行動であり、指揮官の自宅訪問も褒められた行為ではないが、古豪リーズのここまでの苦難の道のりを知るものであれば、若干大目に見てあげたいところだ。