ベンフィカは17日、ジョルジェ・ジェズス氏(65)の新監督就任を発表した。 母国ブラジルで多くのクラブを歴任してきたジェズス監督は、2009年から2015年の間にもベンフィカを指揮。6シーズンで10のタイトルを獲得し、2013-14、14-…
ベンフィカは17日、ジョルジェ・ジェズス氏(65)の新監督就任を発表した。
母国ブラジルで多くのクラブを歴任してきたジェズス監督は、2009年から2015年の間にもベンフィカを指揮。6シーズンで10のタイトルを獲得し、2013-14、14-15シーズンには2季連続での三冠を達成したクラブ史上初の指揮官となった。通算321試合で225勝51分け45敗という成績だった。
近年ではスポルティング・リスボンやサウジアラビアのアル・ヒラル、フラメンゴを率いており、昨夏に就任したフラメンゴではコパ・リベルタドーレスやカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAを制覇したが、今回の就任発表の同日17日に契約解除を発表。ベンフィカは規定に基づいてフラメンゴと交渉を行っていたことを伝えている。
ブラジル『GloboEsporte』によると、ジェズス監督とベンフィカは年俸300万ユーロ(約3億6600万円)の3年契約を締結。監督を含むコーチ陣全体では、3年間で総額2400万ユーロ(約29億3400万円)とクラブ史上最高額の契約になるようだ。
ベンフィカでは今月7日に成績不振によりブルーノ・ラージェ監督の解任へ踏み切っており、アシスタントコーチをのネルソン・ヴェリッシモ氏が暫定監督を務めていた。
なお、ポルトガルのプリメイラ・リーガではすでにポルトの優勝が決定。残り2試合となった中、ベンフィカは最終節でジェズス監督の古巣スポルティングと対戦する。