新型コロナウイルスの影響により、開催が1年延期された東京オリンピック。17日、大会公式サイトで新たな大会スケジュールが公開された。【動画】錦織がナダルを翻弄!96年ぶりメダルの快挙新たな日程では、東京オリンピックは今年予定されていたより1日…

新型コロナウイルスの影響により、開催が1年延期された東京オリンピック。17日、大会公式サイトで新たな大会スケジュールが公開された。【動画】錦織がナダルを翻弄!96年ぶりメダルの快挙

新たな日程では、東京オリンピックは今年予定されていたより1日前倒しの2021年7月23日から8月8日まで開催予定。テニス競技も同様に1日前倒しで、7月24日から8月1日までの9日間の予定となった。時間帯や会場は従来通りで、11時から20時の時間帯(7月30日から8月1日は12時開始)に、江東区の有明コロシアムを含む有明テニスの森にて行われる。

東京オリンピックでのテニス競技は、シングルス(男子・女子)とダブルス(男子・女子・混合)の計5種目が行われる予定。試合は2セット先取の3セットマッチ。男女シングルスはそれぞれ64人がメダルを争うトーナメントで、1ヶ国最大4名までのエントリーとなる。

2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、日本勢として96年ぶりにテニス競技でメダルを獲得した錦織圭(日本/日清食品)。準決勝でアンディ・マレー(イギリス)に敗れたものの、3位決定戦でラファエル・ナダル(スペイン)に勝利し、銅メダルに輝いた。

その錦織は現在、8月14日の「ATP500 ワシントンD.C.」から再開予定のツアーに向けて着々と準備をしており、右肘手術からの完全復活が期待されている。

また英Express紙によると、今年8月に39歳になるロジャー・フェデラー(スイス)も「2021年の東京オリンピックに出たい」と明言している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2016年リオデジャネイロオリンピックでメダルを獲得したデル ポトロ(左)、マレー(中央)、錦織(右)

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)