ラ・リーガ・サンタンデール第37節レアル・マドリー対ビジャレアルの試合が現地時間21時よりエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで行われた。 勝てば3シーズンぶりのリーグ優勝が決まるレアル・マドリーがヨーロッパリーグの出場をかける5位…
ラ・リーガ・サンタンデール第37節レアル・マドリー対ビジャレアルの試合が現地時間21時よりエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで行われた。
勝てば3シーズンぶりのリーグ優勝が決まるレアル・マドリーがヨーロッパリーグの出場をかける5位ビジャレアルをホームに迎えた。
9連勝中のホームチームが勢いそのままに試合に入る。開始直後からセルヒオ・ラモスのロングフィードに抜け出したカルバハルがループシュートでゴールを狙うと、15分にもモドリッチがロングシュートでGKセルヒオ・アセンホが守るゴールを脅かした。
決定機を作り出すまでには至っていなかったマドリーだが、最初のビッグチャンスをものにする。29分、カゼミロが中盤高い位置でボール奪取。速攻からモドリッチが丁寧なラストパスをボックス内右のベンゼマに送り、フランス人FWが右足のシュートでゴールキーパーの股を射抜いた。ベンゼマはシーズン20ゴールの大台に乗せた。(1-0)
全く元気のないビジャレアルは前節約3年4ヶ月ぶり、実に1128日ぶりの復帰を果たしたブルーノ・ソリアーノを後半開始から投入し試合の活性化を図った。
しかし流れは変わらず、レアル・マドリーがタイトルを確実にする得点を奪う。74分、自身のインターセンプトからそのまま持ち上がったラモスがPKを獲得。キッカーはいつも通りラモスが務めたが、ここでキャプテンはピチーチを争うベンゼマに得点を取らせようとデザインプレーを試みた。
ラモスがシュートすると見せかけて右にボールを転がすと、後方から走り込んだベンゼマがGKの逆を突いて得点。しかしベンゼマのPA内への走り込むタイミングが早すぎたとしてやり直しに。蹴り直しのキッカーはベンゼマ。このPKを左下に決めてマドリーが追加点を奪った。(2-0)
83分にイボーラのヘッドでビジャレアルが1点を返す。アウェイチームはアディショナルタイムにも2度ビッグチャンスがあったが、クルトワが連続セーブで死守。連勝を10に伸ばしたレアル・マドリーが3シーズンぶり34回目のリーグタイトルを獲得した。
■レアル・マドリー 2-1 ビジャレアル
29分、77分(PK):カリム・ベンゼマ
83分:ビセンテ・イボーラ