プレミアリーグ第36節、レスター・シティvsシェフィールド・ユナイテッドが16日に行われ、2-0でレスターが勝利した。 チャンピオンズリーグ(CL)出場権確保を目指すレスターと、ヨーロッパカップ出場へわずかな望みにかけるブレイズの対戦。 コ…

プレミアリーグ第36節、レスター・シティvsシェフィールド・ユナイテッドが16日に行われ、2-0でレスターが勝利した。

チャンピオンズリーグ(CL)出場権確保を目指すレスターと、ヨーロッパカップ出場へわずかな望みにかけるブレイズの対戦。

コロナ明けから調子を落とすレスターは、6試合で1勝3分け2敗と明らかな不調に陥り、前節のボーンマス戦は4-1で敗戦。さらにその試合ではソユンクが一発退場となり、残り3試合で出場停止処分に。今節はまた、マディソンとチルウェルの主力をケガで欠いた布陣となっている。

対するブレイズは、再開直後はそれまでの勢いにブレーキがかかっていたものの、ここ4試合は3勝1分けと再び波に乗り始めた。とりわけ前節はチェルシーを3-0で下すなど、CL出場権争いをかき乱す存在として、今節はレスターに牙をむく。

最初の決定機はレスター。12分、右サイドのジャスティンのクロスからヴァーディがシュートへ。ここはGKヘンダーソンが右足でセーブする。ブレイズも14分に右サイドのFKからイーガンがヘディングシュートでゴールに迫る。

試合が動いたのは29分。敵陣中央のアジョセ・ペレスが左に展開しボックス内へ侵入すると、トップチームデビューのトーマスの折り返しを受けなおして右足一閃。ホームのレスターが固かったブレイズの守りを打ち破った。

後半から3人入れ替えたブレイズに対して、レスターは50分にヴァーディがゴールに迫るもシュートはポスト直撃。61分にもカウンターからバーンズが決定機を迎えるが、GKヘンダーソンがまたしても立ちふさがる。

守護神の奮起に応えたい攻撃陣だが、なかなかシュートまで運べない時間が続く。73分に途中出場のルンドストレームがミドルシュートを放つが枠を捉えられず。

後半も半分が過ぎ、レスターも選手交代の策を講じると迎えた79分、自陣でボールを奪いティーレマンスが素早くヴァーディに繋ぎ一気にゴール前へ。左に流れたヴァーディが中に送った先に走り込んだのは、途中出場したばかりのグレイ。ボックス右からゴール左に蹴り込んで、リードを2点に広げた。

試合はここで終了。レスターが好調ブレイズを下し、3位チェルシーと勝ち点差1をキープした。