サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回はウルグアイ代表FWルイス・スアレス…
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。
今回はウルグアイ代表FWルイス・スアレスがバルセロナのプレシーズンマッチで決めた超テクニカルゴールだ。
2011年1月から3年半所属したリバプールで世界最高峰のストライカーとして覚醒し、2014年にバルセロナへ移籍したスアレス。度重なる噛みつき事件を起こすなど、プレー以外のところで問題を抱えるものの、フットボールの実力は間違いなく一級品で、バルセロナでもチームメイトのFWリオネル・メッシに勝るとも劣らない活躍を見せている。
そんなスアレスは、2019-20シーズンのプレシーズンマッチとして2019年8月4日に行われたジョアン・ガンペール杯のアーセナル戦で極上のテクニカルゴールを決めている。
前半に先制を許したバルセロナだったが、後半に相手のオウンゴールで同点とする。1-1と硬直した展開のまま迎えた試合終了間際の90分、センターサークル付近でフリーでボールを受けたMFセルジ・ロベルトが柔らかいタッチでボックス内へ浮き球のパス。相手のDFの裏のスペースへ走り込みフリーとなったスアレスは、後ろからの浮き球のボールに対して、豪快なシザースキック。叩きつけるようなシュートはGKベルント・レノの足元を抜き見事にゴールへ吸い込まれた。
プレシーズンマッチでも、極上のテクニックを見せつけたスアレスのゴールで2-1としたバルセロナは90分の劇的ゴールで見事逆転勝利を収めている。