ヘルタ・ベルリンが、レアル・マドリーに所属するセルビア代表FWルカ・ヨビッチ(22)に注目しているようだ。ドイツ方面からの情報をもとにスペイン『マルカ』が伝えている。 ヘルタは昨年にラース・ヴィントホルスト氏が代表を務めるドイツ『Tenno…
ヘルタ・ベルリンが、レアル・マドリーに所属するセルビア代表FWルカ・ヨビッチ(22)に注目しているようだ。ドイツ方面からの情報をもとにスペイン『マルカ』が伝えている。
ヘルタは昨年にラース・ヴィントホルスト氏が代表を務めるドイツ『Tennor』社が、ドイツ国内で認められるルールの範囲内で株式を取得。さらに、コロナ禍において1億5000万ユーロ(約183億円)もの巨額投資を行う意向を発表しており、ビッグクラブ化を推し進めている。
将来的にバイエルンやドルトムントと比肩するビッグクラブを目指す同クラブは、今冬にU-21フランス代表MFリュカ・トゥザール(23)、ポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテク(25)を獲得したほか、過去にはパリ・サンジェルマン(PSG)のドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー(26)、元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ(28)の獲得の動きも取り沙汰されていた。
そういった中、今夏の移籍市場に向けてはミランやレスター・シティなど複数クラブからの関心も噂されるヨビッチを獲得候補の一人と見ているようだ。
今シーズンからマドリーでプレーするヨビッチは負傷などもあり、公式戦24試合で2ゴールと結果を残せていない。しかし、3年間在籍したフランクフルトでは公式戦通算75試合で36ゴールの成績を収めており、ドイツ国内では依然として高く評価されており、ヴィントホルスト氏もヨビッチを気に入っているようだ。
また、マドリーは飽和状態となっている前線の整理を考えており、オファーに耳を傾ける意思があるという。ただ、6000万ユーロ(約73億1000万円)という高額な移籍金を投じているだけに、大幅な値下げは考えていないかもしれない。