レアル・マドリーの監督ジネディーヌ・ジダンは、ラ・リーガのタイトルがかかるビジャレアル戦を“最も難しい試合”と表現している。 ジダンは「ビジャレアルは、戦い方を知っているチームであり、難敵だ。そして、この試合が最も難…

レアル・マドリーの監督ジネディーヌ・ジダンは、ラ・リーガのタイトルがかかるビジャレアル戦を“最も難しい試合”と表現している。
ジダンは「ビジャレアルは、戦い方を知っているチームであり、難敵だ。そして、この試合が最も難しい試合になるだろう」と試合前のプレスカンファレンスにおいて語っている。
また、チームに対して余計なことを考えないようにすることと共に、タイトル制覇について世間で言われていることに惑わされないように促した。
「我々は、試合を控えているが、セレブレーションや休暇について様々な雑音がある。周囲の人々は、いろいろなことを言うかもしれないが、我々は、試合に集中する必要があり、ビジャレアル戦のことだけを考えている」と説明している。
監督ジダンは、ラ・リーガのタイトルによる歓喜の瞬間まであと一歩ということを認識しており、「嬉しいことは、毎日感じられるチーム内のエネルギーだ。それが、モチベーションになる。何が起きるかは、実際にその瞬間にならないとわからない。勝つことだけを考えており、それもモチベーションになる。我々は、そのために準備を進めている。毎試合において必死で戦うだけであり、それは相手も同じだろう」と口にし、残り2試合の対戦相手であるビジャレアルとレガネスへの敬意を示している。
また、グラナダ戦を振り返り、「後半は、素晴らしい内容とは言えないが、それほど悪い内容ではなかった。苦しんだのは理解しているが、大げさに言うほどでもない。試合終盤は、士気を取り戻していた。相手は、フレッシュな選手を起用し、最後までフィジカル面での強度を落とさずに戦い続けてきた」とチームを擁護している。
最後にジダンは「我々は、マドリーファンのことを考えている。たくさん苦しい思いをした人、今も苦しんでいる人がいる。フットボールは、日々の嫌なことを忘れる手段でもある。我々は、スタジアムに来られない人達のことを思いながらタイトル制覇を成し遂げたい。彼らは、我々を見守ってくれており、チームを誇りに思ってくれているはずだ」とラ・リーガのタイトルにあと一歩と迫っているマドリーのファンにもメッセージを送っている。