「9・16」の開催が有力、ラシュモア山も候補地に ボクシングのカネロこと世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)の次戦は9月16日のメキシコの独立記念日に行われる可能性が浮上しているが、開催地には、かつて刑務所として使用されていたこ…

「9・16」の開催が有力、ラシュモア山も候補地に

 ボクシングのカネロこと世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)の次戦は9月16日のメキシコの独立記念日に行われる可能性が浮上しているが、開催地には、かつて刑務所として使用されていたことで知られる米カリフォルニア州のアルカトラズ島などが候補に挙がっているという。

 注目されるPFP最強王者の次戦について、「カネロの次戦はラシュモア山、アルカトラズ島、ファンタジー・スプリングスでの開催の可能性」と見出しを打って報じているのは、米専門メディア「ボクシングシーン.com」だった。

 新型コロナの影響で観客収入が見込めない現状、ボクシングのプロモーターたちも経費のかからない方法での開催を模索しているという。カネロをプロモートする「ゴールデン・ボーイ・プロモーション」(GBP)のオスカー・デ・ラ・ホーヤ氏によると、カリフォルニア州インディオの「ファンタジー・スプリングス・カジノ」を第一候補として、メキシコの独立記念日に開催することを想定しているようだ。

 一方で同カジノ以外のプランも。デ・ラ・ホーヤ氏はラシュモア山かアルカトラズ島での開催も考えているようだ。対戦相手は未定だが、開催場所については数週間以内に決定されるという。

あくまで第一候補はカジノでの開催

 記事では“監獄島”として知られるアルカトラズ島や、4人の大統領の顔が彫られていることで有名なサウスダコタ州ラシュモア山での開催は「独創的で、ぜひ見たいものだが」としつつも、「GBPは効率面を考えて、ファンタジー・スプリングス・カジノでの開催を目指している」とも伝えている。

 新型コロナ禍の中ではこれまでの開催とは違い、オリジナリティあふれる場所での開催の可能性が高まっており、英興行大手・マッチルーム社は本社敷地内の庭で試合を開催することが決まっている。

 カネロの次戦も監獄島やラシュモア山での開催となれば、大きな話題を呼ぶことは必至だろう。(THE ANSWER編集部)