ウォルバーハンプトンは15日、プレミアリーグ第36節でバーンリーと対戦し、1-1の引き分けに終わった。 上位陣の足踏みによりチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得にわずかな望みを残す6位のウルブス(勝ち点55)が、10位バーンリー(勝ち点5…

ウォルバーハンプトンは15日、プレミアリーグ第36節でバーンリーと対戦し、1-1の引き分けに終わった。

上位陣の足踏みによりチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得にわずかな望みを残す6位のウルブス(勝ち点55)が、10位バーンリー(勝ち点50)のホームに乗り込んだ一戦。

前節エバートンを撃破し連敗をストップさせたウルブスは、その試合から先発メンバーを4人変更。ペドロ・ネトやジョニー、デンドンケルらに代えてアダマ・トラオレやジョタ、モウティーニョらを先発で起用した。

ポデンセ、ヒメネス、ジョタの3トップで試合に臨んだウルブスは立ち上がりからボールを持つと10分、右サイドを突破したアダマ・トラオレのクロスからヒメネスがヘディングシュートを放ったが、これは相手GKが正面でキャッチ。

膠着状態が続く中、ウルブスは41分に決定機。ポデンセのロングパスでゴール左手前まで侵入したジョタが胸トラップから左足を振り抜いたが、このシュートは左サイドネットに外れ、前半はゴールレスで終了した。

後半も主導権を握るも先制点が遠いウルブスは、70分にポデンセを下げてドハーティを投入。すると76分、ドリブルで持ち上がったアダマ・トラオレのパスをバイタルエリアで受けたドハーティがミドルシュート。これが相手DFにディフレクトすると、こぼれ球をボックス中央に走り込んだヒメネスが右足のボレーシュートでゴール右に突き刺した。

このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイムにウルブスに悲劇が訪れる。94分、ブレイディがボックス内へ浮き球のパスを送ると、ボックス右のバーズリーが頭で折り返したボールをウッドがバイシクルシュートを狙ったが、これはドハーティがクリア。しかし、VARによる判定でクリアの際にドハーティのハンドが確認され、バーンリーがPKを獲得。

このPKをウッドが確実に決め、1-1でタイムアップ。逃げ切りに失敗したウルブスが、痛恨のポイントロスで上位追走に失敗した。