マンチェスター・シティは15日、プレミアリーグ第35節でボーンマスと対戦し、2-1で勝利した。 リバプールの優勝を許した後も、モチベーションを落とすことなく勝ち点を重ねるシティ。ここ2試合も共に5ゴールの大勝を収めており、タイトル獲得の可能…
マンチェスター・シティは15日、プレミアリーグ第35節でボーンマスと対戦し、2-1で勝利した。
リバプールの優勝を許した後も、モチベーションを落とすことなく勝ち点を重ねるシティ。ここ2試合も共に5ゴールの大勝を収めており、タイトル獲得の可能性を残すFAカップに向けて余念はない。
そんな中先日にチャンピオンズリーグの出場停止処分が覆り、来季も出場が可能となるこの上ない吉報も届き、クラブ全体で調子は上向きだ。
今節の相手は残留に向けて捨て身の覚悟で挑むボーンマスだが、あっさりと先制点を奪う。6分、ボックス手前右の位置でシルバが倒されて得たFKを自らの左足で沈めた。
相手の出鼻をくじいたシティがしばらくボールを保持しながら試合を進めるものの、ボーンマスも徐々に抵抗の色を強めていく。22分にキングのシュートでゴールに迫ると、34分のFKの場面ではスタニスラスが壁の上を狙ったシュートが枠を捉えるものの、GKエデルソンのビッグセーブに阻まれてしまう。37分にはソランケのバックヘッドがクロスバーを掠めるなど、再三シティに襲い掛かる。
しかし、そんな流れとは無関係にシティはゴールを重ねる。39分、左のハーフスペースでボールを持ったシルバから縦パスが送られると、ジェズスが巧みなドリブルで包囲網を掻い潜りゴールをゲット。リードを2点に広げた。
より厳しい展開となったボーンマス。果敢に攻撃に出るも59分のスタニスラスのゴールはオフサイドで取り消しに。一方、シティもジェズスがクックに倒されPK獲得かと思われたが、VARでノーファウルの判定となった。
互いに交代カードを切りながら試合を進めていく後半戦。ボーンマスはソランケを下げてウィルソンを投入すると、81分に右からの折り返しをダイレクトで合わせたが、惜しくも枠を捉えることが出来なかった。
それでも88分に味方のパスで最終ラインを突破したウィルソンのプレゼントパスを、こちらも途中出場のブルックスが押し込んで一矢報いることに成功。
アディショナルタイムにもゴールに迫ったボーンマスだが、1点及ばず敗戦。残留はより厳しいものとなった。