バイエルンのオーストリア代表DFダビド・アラバ(28)が望む新天地はスペインだという。 2011年にバイエルンでトップチームデビュー後、すぐさま主力に定着してみせ、チームを代表する選手の1人として知れ渡るアラバ。近年は左サイドバックや中盤だ…
バイエルンのオーストリア代表DFダビド・アラバ(28)が望む新天地はスペインだという。
2011年にバイエルンでトップチームデビュー後、すぐさま主力に定着してみせ、チームを代表する選手の1人として知れ渡るアラバ。近年は左サイドバックや中盤だけでなく、今季からセンターバックとしての役割も高いレベルでこなすなど、さらにユーティリティ性も遺憾なく発揮して、より戦力としての重要度を高めている。
しかし、バイエルンとの契約は2021年夏まで。バイエルンの延長意思は長らく指摘されているが、アラバ側の年俸2000万ユーロ(約24億4000万円)程度におよぶ高額給与のリクエストが交渉の停滞を生じさせているとされ、依然として合意に至らずにいる。
そのアラバを巡り、ジョゼップ・グアルディオラ監督が左サイドバックとセンターバックの獲得を望むマンチェスター・シティやチェルシー、パリ・サンジェルマン(PSG)らの関心が浮上しているが、ドイツ『ビルト』によると、選手本人が最優先候補に挙げる行き先はレアル・マドリーとバルセロナだという。
しかしながら、スペインの2強はそれぞれ新型コロナウイルスによるパンデミックで財政的に厳しく、アラバの移籍金を工面するのも難しい様相だ。このままアラバと契約延長に至らなければ、無銭移籍を避けるべく、今夏の売却も迫られそうな状況のバイエルンだが、果たして…。