バイエルンのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(29)の今夏の退団は決定的な模様だ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 2013年にバルセロナから加入して以降、在籍7年間で公式戦231試合に出場し31ゴール37アシストの数字を残し…
バイエルンのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(29)の今夏の退団は決定的な模様だ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。
2013年にバルセロナから加入して以降、在籍7年間で公式戦231試合に出場し31ゴール37アシストの数字を残してきたチアゴ。この間にブンデスリーガ7連覇を含む、15個のタイトル獲得に貢献してきた。
しかし、バイエルンとの契約が残り1年を切っている中、クラブは契約延長を望んでいるものの、交渉は完全に停滞。先日には最高経営責任者(CEO)を務めるカール=ハインツ・ルンメニゲ氏が、「キャリアの終盤に入るにあたって、新しい何かに挑戦したがっているようだ」と、退団を示唆するコメントを残していた。
そういった中、『シュポルト・ビルト』はチアゴのミュンヘンにある自宅が売りに出されていると報道。さらに、不動産業者からの情報として、同選手の自宅がもうまもなく新たな買い手に渡ると伝えている。
なお、チアゴの新天地に関しては先日に有力候補として報じられたリバプールに加えて、同じプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドの名前が挙がっている。
今回の報道が事実であれば、チアゴの退団の意思は堅いが、バイエルンは移籍金として4000万ユーロ(約49億円)を要求しているとされている。対して、リバプールはその半額の2000万ユーロ(約24億5000万円)以上の金額を支払う気はないとも言われており、交渉の長期化は避けられないかもしれない。