世界中で休むことなく紡がれ続けてきたフットボールの歴史の中で今日何が起こったのか。本日7月15日の出来事を振り返ってみよう。 今回ピックアップするのは、2014年7月15日。スペイン代表FWジエゴ・コスタが、アトレティコ・マドリーからチェル…

世界中で休むことなく紡がれ続けてきたフットボールの歴史の中で今日何が起こったのか。本日7月15日の出来事を振り返ってみよう。

今回ピックアップするのは、2014年7月15日。スペイン代表FWジエゴ・コスタが、アトレティコ・マドリーからチェルシーへの完全移籍を果たした日だ。

◆スペインで覚醒した“野獣”がプレミア上陸

ブラジル出身のジエゴ・コスタは、ポルトガルの名門ブラガでのプレーを経て2007年にアトレティコ・マドリーに加入。多くのレンタル移籍を経て2012年からレギュラーに定着し始めると、2013-14シーズンには、エースストライカーとしてリーグ戦27ゴールを記録し、クラブ史上18年ぶりとなるリーグタイトル獲得の原動力となった。

強靭なフィジカルとゴールへの嗅覚、そして試合に勝つ為にはラフプレーも厭わない強い闘争心から“野獣”と呼ばれたジエゴ・コスタは、2014年7月15日、当時ジョゼ・モウリーニョ監督に率いられていたチェルシーへ完全移籍で加入した。

◆プレミアでも発揮した野獣ぶり!しかし指揮官との確執も

活躍の場をプレミアリーグに変えても、その圧倒的な決定力とラフプレーの多さで賛否両論を生みながらも、野獣ぶりを発揮したジエゴ・コスタ。3シーズンをチェルシーで過ごしたジエゴ・コスタは、120試合で58ゴールをマークし、2度のプレミアリーグ優勝をクラブにもたらすなど活躍を果たした。

しかし2017年、当時のチェルシー指揮官であるアントニオ・コンテ監督との確執が表面化。監督から事実上の戦力外通告をテキストメッセージで知らされ、2017年9月に古巣のアトレティコ・マドリーに復帰した。

◆シメオネ監督の下、再び輝きを取り戻せるか

古巣への復帰を果たしたジエゴ・コスタだが、チーム状況の変化もあり、以前のようなゴールハンターの素質をあまり見せられていない。契約切れが1年に迫っていることもあり、再び国外移籍の噂が経つ等、去就がやや不透明なところはあるが、ディエゴ・シメオネ監督の下再び輝きを取り戻すことができるのか、今後に注目だ。