充分な新型コロナウイルス対策を取らないまま主催した「アドリア・ツアー」で複数の陽性者を出し、自身も陽性となったノバク・ジョコビッチ(セルビア)。現在は陰性となったジョコビッチは、「アドリア・ツ…

充分な新型コロナウイルス対策を取らないまま主催した「アドリア・ツアー」で複数の陽性者を出し、自身も陽性となったノバク・ジョコビッチ(セルビア)。現在は陰性となったジョコビッチは、「アドリア・ツアー」で訪れる予定だったサラエボへ、旅行として訪れたとテニス関連ニュースサイトTENNIS TONICが報じている。【実際の動画】ジョコビッチ、サラエボで熱烈歓迎を受ける

本来の予定では、7月5日にサラエボで、地元出身のダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)と試合を行い「アドリア・ツアー」のフィナーレを迎える予定だった。しかし、6月21日以降に複数の陽性者が出たことで、残りの日程はすべて中止となっていた。

既に陰性となり、コートでの練習も再開しているジョコビッチは、今回休暇としてサラエボへ。プレーを見せることができなかったが、多くのファンたちが集まり、行く先々で熱烈な歓迎を受け、ファン対応に追われた。

ATPツアーは8月14日開幕の「ATP500 ワシントンD.C.」から再開が予定されている。しかしジョコビッチは「ATP500 ワシントンD.C.」と「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」には出場しないと既にコメントしており、「全米オープン」については出場するかどうかまだ分からないとしている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「アドリア・ツアー」でのジョコビッチ

(Photo by Srdjan Stevanovic/Getty Images)