ラ・リーガの会長を務めるハビエル・テバス氏がマンチェスター・シティに対するスポーツ仲裁裁判所(CAS)の判決を疑問視している。スペイン『マルカ』が伝えた。 2012年から2016年にかけたスポンサー収入の水増しによるファイナンシャルフェアプ…
ラ・リーガの会長を務めるハビエル・テバス氏がマンチェスター・シティに対するスポーツ仲裁裁判所(CAS)の判決を疑問視している。スペイン『マルカ』が伝えた。
2012年から2016年にかけたスポンサー収入の水増しによるファイナンシャルフェアプレー(FPP)抵触で来季から2年間の欧州サッカー連盟(UEFA)主催大会出場禁止と3000万ユーロ(約36億5000万円)の罰金処分が科されていたシティ。そのシティから異議申し立てを受けたCASは審理を経て、13日にチャンピオンズリーグ(CL)出場を容認したほか、1000万ユーロ(約12億1000万円)への罰金減額を言い渡した。
この判決を巡り、FFPの存在価値を問う声が挙がるなか、ラ・リーガ会長もコメント。判決に不満を露わにし、CASという組織自体に疑問を呈した。
「CASという組織がフットボール機関の決定に異議を申し立てるに適した機関であるかどうかを再検討しなければならない。スイスは仲裁の分野で偉大な国だが、CASがその基準にない」