キリアン・エムバぺは、サッカー界を超えて多くの人々を魅了している。 雑誌『France Football』のインタビュー…

キリアン・エムバぺは、サッカー界を超えて多くの人々を魅了している。
雑誌『France Football』のインタビューで、十種競技の世界記録保持者ケビン・マイヤーがエムバぺを賛辞し、その走行テクニックについて分析した。
「彼には惹かれる。走り方に何か人とは違うところがある。(中略)天性の才能かって?そうではないかもしれない、生まれつきのものでは無いだろう」とマイヤーはエムバペを分析する。
「この走り方を開発するためには他の選手らよりも多く走らなければならなかっただろうと思う。子供の頃から努力して、何年も特定のスタイルで走ってきたことがわかる。確かなのは、彼の柔軟な腰のお陰で他の選手よりも大きな歩幅で走ることが可能であることだ」
エムバペの走行テクニック向上の為に協力するとメイヤーは語り、エムバペとの100メートル走競争を提案した。
「(競争を)やってみるべきだ。サッカー選手と十種競技のメイヤーとの競争、面白いじゃないか」
マイヤーの100m走自己ベスト記録は10秒50である。
「キリアンが必ずしも僕に負けるとは限らない。本職のスプリンターには勝てないし、それには程遠いが、もし彼が勝てば...(笑)それはすごいことだ」とケビン・マイヤーは締めくくった。