新型コロナウイルスの検査で、陽性から陰性へ回復した世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)。ジョコビッチは昨年引退したヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)のアカデミーで練習をしたようで、アカ…

新型コロナウイルスの検査で、陽性から陰性へ回復した世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)。ジョコビッチは昨年引退したヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)のアカデミーで練習をしたようで、アカデミーのInstagramがジョコビッチの鋭いリターンエースをスローモーションで撮影した動画を公開している。【実際の動画】ジョコビッチのリターンエースをスローモーションで撮影!

動画はスローモーションなので、ジョコビッチがリターンをする際の足の動きが詳しく分かる。サーバーがトスをした瞬間、左足を一歩前に出すと、右足を踏み込みこんだ後リターン位置を調整し、今回は左足に体重を乗せつつバックハンドでリターンを打っている。その打球はストレート方向に飛び、相手に時間を与えない鋭さだ。試合でもエースが決まっている可能性が充分あるだろう。

ちなみに今回の動画は、ハードコートで撮られたもの。ジョコビッチは「ATP500 ワシントンD.C.」と「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」には出場しないと既にコメントしているが、「全米オープン」についてはまだ分からないとしていた。

出場するかどうかはアメリカの新型コロナウイルスの状況などにもよるだろうが、出場する可能性を踏まえて備えているようだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「アドリア・ツアー」でのジョコビッチ

(Photo by Nikola Krstic/MB Media/Getty Images)