アタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、チャンピオンズリーグ(CL)出場権確保に向け、ブレシアとの“ロンバルディア・ダービー”での勝利を目指す。イタリア『スカイ』が会見コメントを伝えている。 4位のアタランタ(勝ち点67)は前…
アタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、チャンピオンズリーグ(CL)出場権確保に向け、ブレシアとの“ロンバルディア・ダービー”での勝利を目指す。イタリア『スカイ』が会見コメントを伝えている。
4位のアタランタ(勝ち点67)は前節、首位ユベントス(勝ち点76)との上位対決に臨んだものの、物議を醸す2つのPK献上もあって2-2のドローに終わり、連勝が9試合でストップ。
6試合を残すが、当該成績を含め実質的な勝ち点は「10」と逆転でのスクデット獲得は絶望的な状況だ。そのため、今後に向けては勝ち点13差を付けている5位のローマ(勝ち点54)以下とのポイント差を維持しつつ、パリ・サンジェルマン(PSG)との対戦が決定したCL準々決勝に向けて万全の準備を進めていくことになる。
そういった中、14日に行われるセリエA第33節では残留圏内の17位ジェノア(勝ち点30)と、9ポイント差の最下位に低迷するブレシア(勝ち点19)との“ロンバルディア・ダービー”では2試合ぶりの白星を目指す。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を最も受けた地域のひとつであるロンバルディア州に本拠地を置く両チームのダービーに向け、ガスペリーニ監督はライバルにこれまでにないシンパシーを感じながらも、自分たちの目標達成に向け勝利を誓っている。
「ブレシアとのダービーはすべてのダービーと同じように不確定要素をはらむものだ。スポーツ面におけるライバル心は依然としてあるが、2つの街はコロナウイルスの影響を受けて、より身近な存在となっている」
「(残留争いを戦う)相手のモチベーションは非常に高い。だが、我々はナポリを(CL出場権)争いから除外するために勝ち点3を獲得する必要がある」
「そして、チャンピオンズリーグに向けて最善の準備をするため、数字的にヨーロッパを確保する必要がある」
なお、アタランタは6位ナポリ(勝ち点52)との当該成績で上回っているため、今節勝利した場合、6位以内が確定する。