アーセナルのミケル・アルテタ監督が、12日に敵地で行われたプレミアリーグ第35節のトッテナム戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。 ヨーロッパリーグ(EL)の出場権を懸けた“ノースロンドン・ダービー”に臨んだアーセナルは、16分にF…
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、12日に敵地で行われたプレミアリーグ第35節のトッテナム戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。
ヨーロッパリーグ(EL)の出場権を懸けた“ノースロンドン・ダービー”に臨んだアーセナルは、16分にFWアレクサンドル・ラカゼットのゴールで先制するも、その3分後にFWソン・フンミンに抜け出されて失点。試合終盤にもDFトビー・アルデルヴァイレルトにゴールを許し、屈辱の逆転負けを喫した。
試合後の記者会見に出席したアルテタ監督は、「やりたかったこと」と試合内容に満足感を示したが、結果には肩を落とした。
「失望して、イライラしている。まず選手たちに謝りたい。彼らは戦術や個性を示した。ピッチに入り、我々が誰であるかを示し、対戦相手を無効にした。高い位置でプレーし、彼らにはロングキックを使わせ、低い位置でブロックを作らせた。それがまさにやりたかったことだ」
「しかし、こういった相手に2ゴールを決められると、ダービーで勝つことは非常に困難になる」
この敗戦により、EL出場圏が厳しくなったアルテタ監督は「今週末の結果は分かっているから大きな打撃だ。でも、望みがある限りは挑戦を続ける」と諦めていないことを強調。「これが我々の現状であり、リーグ戦とFAカップは別の方法で戦う。できるだけ強くフィニッシュするためにベストを尽くす」とコメントしている。