12日、明治安田生命J1リーグ第4節のセレッソ大阪vs名古屋グランパスがヤンマースタジアム長居で行われ、0-2でアウェイの名古屋が勝利した。 開幕から唯一の3連勝で首位を走るC大阪は、前節からメンバーを3名変更。瀬古、柿谷、都倉に代えて木本…

12日、明治安田生命J1リーグ第4節のセレッソ大阪vs名古屋グランパスがヤンマースタジアム長居で行われ、0-2でアウェイの名古屋が勝利した。

開幕から唯一の3連勝で首位を走るC大阪は、前節からメンバーを3名変更。瀬古、柿谷、都倉に代えて木本、清武、ブルーノ・メンデスを起用し首位キープを目指す。

一方、前節のガンバ大阪戦で試合終了間際に手痛い失点を喫し、勝ち点を取りこぼした名古屋。そこからガブリエル・シャビエル、米本に代えてジョアン・シミッチと前節出場停止でだった相馬を起用した。

試合開始から主導権を握ったC大阪が攻め入る。すると6分、敵陣左サイド深くから中央へ繋ぎ、松田が横へ流し、藤田がミドルシュート。しかし、これはゴール上へ外れる。さらに30分、右サイドから松田がピンポイントクロスを供給。ブルーノ・メンデスがヘディングシュートもGKランゲラックに弾き出された。

押し込まれていた名古屋だが、38分の右CKからスコアを動かす。マテウスのインスイングのボールを競り合うと、最後はマテイ・ヨニッチに当たり、オウンゴールで先制に成功する。

追う展開になったC大阪はその後、絶好機を作り出せないまま試合を折り返す。

すると、先にC大阪が交代カードを切る。後半の頭からブルーノ・メンデスに代えて豊川を投入し、変化を付ける。そのC大阪は50分、右サイドからのFKでサインプレー。清武のボックス中央手前へのグラウンダーのパスを松田がシュート。しかし、わずかにゴール左へ逸れた。

その後、C大阪は52分に都倉とルーカス・ミネイロ、61分に柿谷と早い段階で多くの交代カードを用いて攻撃を活性化。しかし、粘り強く守る名古屋が61分に待望の追加点を奪う。

相手のミスからボックス中央手前でボールを奪取した稲垣はキープと見せかけ阿部とスイッチ。これを受けた阿部が地を這うシュートでゴール右隅へ突き刺し、リードを2点とする。

2点ビハインドとなったC大阪は、73分にチャンス。敵陣中央で受けた松田が低弾道のパス。豊川がダイビングヘッドも枠を捉えられない。

さらに、途中出場の片山のロングスローなどで高さを活かした攻撃を試みるも、ゴールが遠い。

ゴール前まで運ばれながらも冷静に対応して時計の針を進めた名古屋が、綺麗に試合をクローズ。2-0でアウェイの名古屋が首位C大阪を下した。

セレッソ大阪 0-2 名古屋グランパス

【名古屋】

オウンゴール(前38)

阿部浩之(後16)