チェルシーのフランク・ランパード監督がイタリア代表MFジョルジーニョをチームの重要なメンバーだと主張した。 昨季にナポリからチェルシー入りしたジョルジーニョ。ナポリ時代からの恩師であるマウリツィオ・サッリ監督がユベントスに移り、ランパード監…
チェルシーのフランク・ランパード監督がイタリア代表MFジョルジーニョをチームの重要なメンバーだと主張した。
昨季にナポリからチェルシー入りしたジョルジーニョ。ナポリ時代からの恩師であるマウリツィオ・サッリ監督がユベントスに移り、ランパード監督が就任した今季も公式戦39試合に出場しているが、新型コロナウイルスによる延期明け以降は出番が激減して、途中出場の7日に行われた第34節のクリスタル・パレス戦が久々のプレーだった。
そうした状況もあり、サッリ監督のユベントスやインテルなどの移籍話が取り巻くジョルジーニョだが、依然としてランパードの構想に含まれているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』によると、イングランド人指揮官はジョルジーニョの状況をこう説明したという。
「今の私は中盤の人選に問題を抱えているんだ。エンゴロ・カンテ、ビリー・ギルモア、ジョルジーニョ、マテオ・コバチッチを擁しているという良い問題をね。それから、彼らより前目のポジションにはメイソン・マウント、ロス・バークリー、そしてルベン・ロフタス=チークがいる」
「常に誰かが不幸せになり、誰かがピッチの外に立つ。今はそれがジョルジーニョだというだけの話だ。しかしながら、1試合や数試合を欠場したからといって、その選手の今後を考えていないというわけじゃない。今季の彼はピッチ内外で私にとっての重要な働きを何度もしてくれた」
「今もそれに変わりなく、非常に満足している」
なお、ジョルジーニョはフランス代表MFエンゴロ・カンテの負傷離脱もあり、11日に行われたプレミアリーグ第35節のシェフィールド・ユナイテッド戦で久々の先発入り。チームは0-3の完敗を喫してしまったが、ジョルジーニョ個人にとって、2月29日に行われた第28節のボーンマス戦以来となるスタメン出場だった。