FCバルセロナのキケ・セティエン監督は、低調な内容にも関わらず敵地でバジャドリードに1-0で勝利したことに非常に満足している。 ブラウグラナの監督は、チームが3ポイントに値すると考えている。前半とは打って変わって後半は相手に圧倒された。その…

FCバルセロナのキケ・セティエン監督は、低調な内容にも関わらず敵地でバジャドリードに1-0で勝利したことに非常に満足している。
ブラウグラナの監督は、チームが3ポイントに値すると考えている。前半とは打って変わって後半は相手に圧倒された。その原因は「疲労によるもの」と弁解した。
直近4試合で4ゴールをマークしていたルイス・スアレスをベンチに置いたセティエンは、この決定について、「ルイスは長い間プレイしていなかったが、5試合でほぼ全てをプレーしていた。どこかのタイミングで休まなければならないのは明らかだった。チームにフレッシュさを与えることができて良かった」と説明した。
監督は3-5-2の基本フォーメーションで臨んだ。「システムの変更によって我々は多くの決定機を作った。(ウィングバックの)ジョルディ・アルバとセメドはプランをしっかりと実行して深さを与えてくれたので、前半にもっとゴールを奪えなかったのは残念である」
セティエンは、前半に試合を決めるべきチャンスがあり、それを逃したことでチームは苦しむことになったと話した。「もっとリードして後半に臨むべきだった。チャンスをものにしないと、常に危険な状態になってしまう」
後半、特に終盤にかけては自陣に釘付けにされて終えることになった理由として「後半は一部の選手の疲労が大きかった。前回の試合から72時間も経っていないこと、遠征が絡んでいること、そして非常に暑かったことを考慮しなければならない」と話した。
流れが悪くなった途中からは4-4-2に戻して主導権を奪い返しにかかった。「彼らは変更を加え。リスクを取ってボールを動かした。なかなかプレッシャーをかけることができず、中盤を強化した。プレッシャーでピッチ全体をカバーすることができなかった。守備は良くやったが、その分疲弊した」
セティエンは、時にサッカーは上手くいかないものだと話した。「これらはサッカーでは起こることだ。意図していない形で得点できることもあれば、うまくいかないこともある。(前々節1-4の)ビジャレアル戦では、すべてがうまくいった。同じようにプレーしていたが、あそこでは得点する方法を見つけて、ここでは得点できなかった」
そして、再び決定的な役割を果たしたゴールキーパーのテア・シュテーゲンを称賛した。「テア・シュテーゲンはやるべきことを完璧にこなし、我々に多くの安心と信頼を与えてくれた。彼もチームの一員である。トップにいる者が定義し、中盤にいる者が良いプレーをすることを期待しているように、彼はシュートを止めて、やるべきことをするために存在している」