イングランド代表として19966年のワールドカップで優勝した一員であるジャック・チャールトン氏が85歳で帰らぬ人となった。古巣のリーグ・ユナイテッドが発表した。 イギリス『BBC』によると、昨年リンパ腫を患い、認知症もあったとのことだ。 チ…
イングランド代表として19966年のワールドカップで優勝した一員であるジャック・チャールトン氏が85歳で帰らぬ人となった。古巣のリーグ・ユナイテッドが発表した。
イギリス『BBC』によると、昨年リンパ腫を患い、認知症もあったとのことだ。
チャールトン氏は、リーズ一筋でプレーしキャリアを終えたセンターバック。23年間で公式戦773試合に出場し、クラブの最多出場記録を持っている。
デビューは1953年4月5日のドンカスター・ローバーズ戦とのこと。1955-56シーズンの2位、1963-64シーズンの優勝と2度にわたりチームを1部昇格に導いていた。
また、1968年にはリーグカップ、1968年、1971年のインターシティ・フェアカップ、1968-69シーズンの1部リーグ、1969年のチャリティシールド、1972年のFAカップとタイトル獲得に貢献していた。
イングランド代表としては1965年4月10日にスコットランド代表戦でデビュー。翌年のワールドカップメンバーとなり、全試合に出場し優勝に貢献していた。
1972-73シーズン限りで現役を引退。出場数も最多ながら、96ゴールはDFながらクラブ歴代9位の成績だったという。
引退後はミドルズブラで監督を務めたほか、シェフィールド・ウェンズデイ、ニューカッスルを指揮。さらに、1986年から1995年までの9年間にわたり、アイルランド代表監督を務めていたことでも知られている。
ジャック・チャールトン氏の家族は、リーズを通じて声明を発表。別れの言葉を贈った。
「ジャックは、7月10日金曜日、85歳で安らかに眠りました」
「彼はノーサンバーランドの家におり、家族がそばにいました」
「多くの人の友人であり、とてもリスペクトされる夫、父親、祖父、曾祖父でした」
「彼が歩んだ並外れた人生と、様々な国の様々な人々へもたらした喜びを、私たちはどれほど誇りに思っていたかを表すことはできません」
「正直で、親切で、面白く、本物の男で、常に人々のために時間を費やしていました」
「彼を失ったことは、私たちすべての人生に大きな穴を開けますが、私たちは幸せな思い出となった生涯に感謝しています」
リーズは今シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)で現在首位。残り4試合でのプレミアリーグ復帰を目指している。