残り4試合となったプレミアリーグ。新王者リバプールが史上最多勝ち点を目指す中、熾烈を極めるのはチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いだ。コロナ明けからレスターが調子を落とす一方、尻上がりのユナイテッドがメキメキと勝ち点を伸ばし、5位ながら上…

残り4試合となったプレミアリーグ。新王者リバプールが史上最多勝ち点を目指す中、熾烈を極めるのはチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いだ。コロナ明けからレスターが調子を落とす一方、尻上がりのユナイテッドがメキメキと勝ち点を伸ばし、5位ながら上位陣に肉薄している。

前節もアストン・ビラを下し、引き分けを挟んで5連勝としたユナイテッド(勝ち点58)。その一戦でゴールを挙げたB・フェルナンデスは6月の月間MVPに選出された。2月から2カ月連続となり、同クラブではクリスティアーノ・ロナウド以来の快挙となった。そして、今節の相手はサウサンプトン。ここ3試合ではシティを破るなど2勝1分けと好調で、第4節の対戦では1-1で引き分けているため、自信を持ってオールド・トラフォードに乗り込んでくるだろう。

CL出場圏内を死守するためにも負けられないレスター(勝ち点59)はボーンマスと対戦。2節前のクリスタル・パレス戦でようやくコロナ明け初勝利を挙げたが、前節はアーセナルと1-1のドロー。順位を4位に落としてしまった。トッテナムやユナイテッド戦が控える残りの試合を考えても、このボーンマス戦は是が非でも勝ち点3を手にしておきたい一戦だ。

一方、そのレスターを躱して3位に浮上したチェルシー(勝ち点60)は、コロナ明け5試合で4勝と好調。前節は善戦したクリスタル・パレスを退けたが、その原動力となったプリシッチはこの5試合で3ゴールと2つのPK奪取の活躍を披露している。また、第22節以来のゴールが生まれたエイブラハムは、今節の相手となるブレイズとは第4節で2ゴールを挙げており、期待が高まっている。

さらに今節は9位トッテナム(勝ち点49)と8位アーセナル(勝ち点50)によるノースロンドン・ダービーも開催。順位上では来季のヨーロッパ大会の参加は厳しい両チームだが激戦は必至。第4節のエミレーツ・スタジアムでの一戦は2-2のドローとなっている。

◆プレミアリーグ第34節

7/11(土)

《20:30》

ノリッジvsウェストハム

ワトフォードvsニューカッスル

《23:00》

リバプールvsバーンリー

《25:30》

シェフィールド・ユナイテッドvsチェルシー

《28:00》

ブライトンvsマンチェスター・シティ

7/12(日)

《20:00》

ウォルバーハンプトンvsエバートン

《22:15》

アストン・ビラvsクリスタル・パレス

《24:30》

トッテナムvsアーセナル

《27:00》

ボーンマスvsレスター・シティ

《28:00》

マンチェスター・ユナイテッドvsサウサンプトン